ちぇれめいえproject

ちぇれめいえproject ~地球上のどんな場所に生まれても、遊び学べる環境を~

バングラデシュに暮らす先住民族の故郷・チッタゴン丘陵地帯にて、現地パートナーNGOと共に、「日本と子どもたちをつなぐ里親事業”ちぇれママ&パパ”」「地域の若者が地域づくりに関わる”ブタで教育資金事業”」を、展開。

日本からのサポーターに支えられながら、静岡文化芸術大学の学生を中心に取り組む草の根の活動です。
毎年、「次世代若者地域創造ツアー」を開催。
一緒に先住民族の美しい人々の故郷を訪ねませんか?
過去のファンドレイジング達成ののお礼と報告はこちらから→
https://readyfor.jp/projects/chereyouth

クラウドファンディング、あと4時間...!!!チッタゴン丘陵地帯に関するプロジェクトがあるので紹介します。静岡文化芸術大学の教授・ジュマネットの下澤先生が挑戦するプロジェクトです。バングラデシュ・チッタゴン丘陵地帯での紛争が終わる1年前、自...
16/01/2017

クラウドファンディング、あと4時間...!!!
チッタゴン丘陵地帯に関するプロジェクトがあるので紹介します。

静岡文化芸術大学の教授・ジュマネットの下澤先生が挑戦するプロジェクトです。

バングラデシュ・チッタゴン丘陵地帯での紛争が終わる1年前、自分たちの民族の平和と人権を守るために活動していたチャクマ族の女性が、軍人たちに誘拐されてしまいました。いまのわたしたちと、同じくらいの年齢でした。彼女はそのまま帰ってきません。殺されたのかもわかりません。ちゃんとした調査もされないままです。真相がわかることは、軍にとって、国にとって、不都合なことだから。

今も、彼女のことを現地の人たちは、尊敬し、嘆き、忘れていません。毎年、彼女のことをアピールする集会も行われます。

日本で、日本人として生まれ育ったわたしは「自分の国が自分を守ってくれない、それどころか弾圧してくる」状態を知りません。

「わたしたちは、生まれる国を間違えてしまったねぇ」と悲しそうに語るおばあちゃんがいました。「チャクマ族に生まれたことは、誇りだけど苦しいね。複雑だ。」と言っていたお茶屋さんのおじさんがいました。

しかし....

このプロジェクトは、ready forで目標金額を達成しても、成功するとは限りません。そんな事件を追い、証言を集める映画を撮ることのリスク、想像できますでしょうか。

二段階の大きな挑戦を経て作られるこのドキュメンタリーを心から応援します。バングラデシュに関係のある方、こういった「声なき声」を集めることに興味がある方、表向きには終わっても現実的には終わらない紛争に関心のある方、ぜひ応援お願いします。

普通の"国際協力"や"開発"と別次元の地域がある。そのひとつが、チッタゴン丘陵であり、ジュマのみなさんが直面する課題でした。平和を築くとは、そんなに簡単なことではなかった。でもそこに希望もあった。これは希望の1つです。

ぜひ一緒に、このプロジェクトを支えてください!!(渡部)

今でも弾圧が続くバングラデシュ、チッタゴン丘陵。1996年に軍人たちに誘拐され、行方不明になった女性活動家コルポナ・チャクマ氏。この事件真相を求める声が年々高まっています。私たち国際協力NGOの... - クラウドファンディング Readyfor

【 碧風祭2016 のお知らせ】今年も碧風祭の時期がやって来ました!静岡文化芸術大学で "エスニック雑貨カフェちゃどかん"を出店します!!バングラに行ってきた学生の報告会も開催します〜◆11/5(土) 10:00〜17:00◆11/6(日)...
04/11/2016

【 碧風祭2016 のお知らせ】

今年も碧風祭の時期がやって来ました!
静岡文化芸術大学で "エスニック雑貨カフェちゃどかん"を出店します!!

バングラに行ってきた学生の報告会も開催します〜

◆11/5(土) 10:00〜17:00
◆11/6(日) 10:00〜15:30
◆両日とも "北431" に出店します

バングラデシュの可愛い雑貨に、
美味しいチャイとクッキーを楽しめます♫
みなさん是非お越し下さい^ ^

静岡文化芸術大学へのアクセスはこちらから
http://www.suac.ac.jp/sp/

【今年もやります!】急に寒くなりましたね~!みなさま、体調管理にはお気をつけて !さてさて、今年もこの季節がやってきました…そう!年に一度の「碧風祭」です(≧▽≦)今年は11月5日、6日で開催いたしますちゃどかん(チッタゴン丘陵地帯のお茶屋...
31/10/2016

【今年もやります!】

急に寒くなりましたね~!
みなさま、体調管理にはお気をつけて !

さてさて、
今年もこの季節がやってきました…

そう!
年に一度の「碧風祭」です(≧▽≦)

今年は11月5日、6日で開催いたします

ちゃどかん
(チッタゴン丘陵地帯のお茶屋さん)で
チャイを飲みながら
お話しませんか?☕

かわいい雑貨販売もおこないますよ~!

[日時]11月5日 10:00~17:00
    11月6日 10:00~15:30
[場所]静岡文化芸術大学 北431

今年の夏、バングラデシュを訪れた
代表の渡部による報告会も
同時開催いたします

[日時]両日11:00~ 14:00~

ちぇれキッズたちが里親さんに
書いてくれたお手紙や写真の展示など

今年も盛りだくさんです(^_^)v
ぜひぜひお越しくださいませ!

【ちぇれキッズからのお手紙】Letters from Sponsored children in Bangladesh 先月の出張のときに子どもたちが書いてくれたお手紙を、メンバーで翻訳しています!絵がとってもキレイ!ちぇれママ・ちぇれパパ...
23/10/2016

【ちぇれキッズからのお手紙】
Letters from Sponsored children in Bangladesh

先月の出張のときに子どもたちが書いてくれたお手紙を、メンバーで翻訳しています!
絵がとってもキレイ!

ちぇれママ・ちぇれパパさん、お手元に届くまでもうしばらくお待ちくださいね。

【ゲストスピーカー】若者と社会をつなぐ〜地域って?世界って?〜Special event in Yamanashi -Think globally, act locally-Create Future 山梨 という山梨県の学生ネットワークの...
09/10/2016

【ゲストスピーカー】
若者と社会をつなぐ〜地域って?世界って?〜Special event in Yamanashi
-Think globally, act locally-

Create Future 山梨 という山梨県の学生ネットワークのイベントで渡部がゲストスピーカーをしてきました。
https://www.facebook.com/events/1611584565806021/?ti=icl

ちぇれめいえprojectの始まりの話、人間らしさが残るチッタゴン丘陵地帯の村の話、現地の若者たちの話、そして、開発が進む先の未来…こんな話を交えながら。

途上国支援、開発、教育、貧困、医療、政治…
ひとつの地域を考える時、社会のいろんな側面がどれも密接に関わっていてます。

会場の皆さんと一緒に楽しくどっぷり考え語った3時間でした。バングラデシュからの留学生、サントナさんも参加してくださいました!

人生初の山梨・甲府はとても素敵なところでした。大学生たちが元気だった!生きてる!って感じがしました。

お声掛けいただいたcreate futureの皆さん、ありがとうございました。私たちも進みます。また、会いましょう。

【エコツーリズムという名の開発と破壊】Eco tourism...For whom?昨日は、チッタゴン丘陵地帯の全県でストライキがありました。いま、カグラチョリ県のアルトゥラという地域では、「観光開発」の名の下、700エーカーの土地で先住民...
05/09/2016

【エコツーリズムという名の開発と破壊】
Eco tourism...For whom?

昨日は、チッタゴン丘陵地帯の全県でストライキがありました。いま、カグラチョリ県のアルトゥラという地域では、「観光開発」の名の下、700エーカーの土地で先住民族への立ち退き命令が出ています。

ここに多く暮らすのはトリプラ族。
今も住んでるのに、2.3ヶ月前から家の目と鼻の先で土地の収容が始まりました。

写真は、この土地の収奪に対する反対の抗議デモの様子です。
しかしこれらのデモに対して入植者が襲撃をして先日は、カグラチョリ行きのバスも動かなくなる事態になりました。

兵士や警察がたくさん監視しています。

「チッタゴン丘陵地帯では、軍が政府のようなものだよ」という地元の人たち。

力ずくで、確実に奪われてゆく先住民族の土地。
しかも和平協定が結ばれた土地で、です。
この状態はいつまで続くのでしょうか。

気をつけなくてはならないのは、奪われてゆく土地から遠い場所にあるクーラーのきいたオフィスで"Development of Eco tourism"などと書面で見たら、ああ良いことやってるねと思ってしまうだろうということ。

開発の裏表です。

【モノゴールの先生、スタッフさんたち】Thank you for all Staffs of Moanogharまだ紛争が激しく両親はインドの難民キャンプに暮らしている中、ここで学んだ代表のオショックさん、戦禍を逃れスリランカで修行したあと...
05/09/2016

【モノゴールの先生、スタッフさんたち】
Thank you for all Staffs of Moanoghar

まだ紛争が激しく両親はインドの難民キャンプに暮らしている中、ここで学んだ代表のオショックさん、戦禍を逃れスリランカで修行したあと故郷に戻りモノゴールに加わったブッダダッタお坊さん、夫を亡くしてから住み込みスタッフとして子どもたちのために働いてるメモリさんやリリーおばあちゃん...

「社会にコミットできる子どもたちを育てたい」というモノゴールの先生たちは、あたたかく力強いです。

ツアーは残念ながら中止になってしまいましたが、今年の訪問も充実したものになりました!!

【ちぇれキッズからのお手紙】Letters from sponsored students to Japanese supportsモノゴールで学ぶ子どもたちが、ちぇれママ・ちぇれパパさんに、お返事のお手紙と絵を描いてくれました(*^^*)...
05/09/2016

【ちぇれキッズからのお手紙】
Letters from sponsored students to Japanese supports

モノゴールで学ぶ子どもたちが、ちぇれママ・ちぇれパパさんに、お返事のお手紙と絵を描いてくれました(*^^*)
ひとつ、富士山の絵があってびっくりです。
お手元に届くのをお楽しみにお待ちください………!

【ちぇれキッズたち】Moanoghar studentsおととい・昨日とちぇれママ・ちぇれパパさんが支えてくださっている子どもたちのインタビューをしました。会うたびに背が高くなってる子どもたち。親を失った子どもを対象に始めたこの教育里親制度...
02/09/2016

【ちぇれキッズたち】Moanoghar students

おととい・昨日とちぇれママ・ちぇれパパさんが支えてくださっている子どもたちのインタビューをしました。

会うたびに背が高くなってる子どもたち。

親を失った子どもを対象に始めたこの教育里親制度。家族のこと、お祭りのこと、寮のこと、勉強のこと、親友のこと、将来の夢、いろいろ教えてくれました。

「勉強を続けてお姉ちゃんみたいな看護師になりたい」
「数学の先生になってモノゴールに戻ってきたい」
膨らむ夢が、叶いますように!!

【学んで遊んで笑ってケンカして】寄宿舎学校Moanoghar (モノゴール)の子どもたちは今日も元気いっぱい!40年の歴史をもつモノゴールは、学校のないような遠隔地の子どもたち、親を亡くした子どもたち、特に貧しい家庭の子どもたちを受け入れ続...
30/08/2016

【学んで遊んで笑ってケンカして】

寄宿舎学校Moanoghar (モノゴール)の子どもたちは今日も元気いっぱい!

40年の歴史をもつモノゴールは、学校のないような遠隔地の子どもたち、親を亡くした子どもたち、特に貧しい家庭の子どもたちを受け入れ続け、たくさんの優秀な卒業生たちがいます。

先生たちも、モノゴールの卒業生。

学んで遊んで笑ってケンカして…
そんな当たり前の日常は先生たちの努力のたまものです。

ちぇれめいえが支える25人の子どもたちもここで学んでいます。

【パートナー団体・DABAGI(ドバギ)からの報告】DABAGIとは、チッタゴン丘陵地帯(CHT)出身の先住民族の若者たち10人が作ったグループです。「CHTの特に貧しい地域で、村の人々が持っている可能性を最大限に生かしつつ自立を支える」と...
27/08/2016

【パートナー団体・DABAGI(ドバギ)からの報告】

DABAGIとは、チッタゴン丘陵地帯(CHT)出身の先住民族の若者たち10人が作ったグループです。

「CHTの特に貧しい地域で、村の人々が持っている可能性を最大限に生かしつつ自立を支える」というのが、ミッションです。

1年目は子どもたちの教育に力を入れました。

5つの家族と一緒にブタを大切に育てて、それぞれの家族が大きく育てたブタを市場に売ります。月に1度、DABAGIのメンバーは村に足を運び、村の人たちと話し合いながら、予防注射や帳簿のつけ方、飼料などのアドバイスや実践をしてきました。

それぞれの家庭で、初年度は15770~23500タカ(日本円で約2万円〜3万円)の収入を得られて、子どもたちが学校に通うための資金にすることができたとの報告。

「子どもを学校に通わせ続けることができたのは、この事業のおかげでした。これからも、もっといい方法を探りながら続けて行きたいです。教育はすべての始まりだから、最初のきっかけを作ってもらえたことがありがたかったです。」

2年目をどうやって進めていくか、
これからDABAGIと家族で話し合っていくということでした。

(それにしても、すでに経費等のレポートがとてもきっちり完成していて驚きました。DABAGIのメンバーは、日に日に頼もしくなっていきます。)

*ちぇれめいえprojectは初期投資にかかる資金を、DABAGIに助成しました。資金は応援してくださった日本のみなさんに支えていただきました。そのときのレポートはこちらです。
https://readyfor.jp/projects/chereyouth/announcements/14326

【2016 夏、バングラデシュ出張】VisitIng Moanoghar and meeting with students こんにちは、渡部です。無事にランガマティに到着しました。ツアーは残念ながら中止になりましたが、現地の若者団体とのミ...
27/08/2016

【2016 夏、バングラデシュ出張】
VisitIng Moanoghar and meeting with students

こんにちは、渡部です。
無事にランガマティに到着しました。

ツアーは残念ながら中止になりましたが、現地の若者団体とのミーティングや、ちぇれママ&ちぇれパパさんが学びを支えている子どもたちへのインタビュー、子どもたちが学ぶ寄宿舎学校Moanoghar(モノゴール)の先生たちとのミーティングのためにやってきました。

久しぶりのチッタゴン丘陵地帯。
のどかな日常が流れています。

停電ばかりですが、
電気があるときに更新してゆきますね。

【寄稿】ちぇれめいえprojectの代表をしている渡部です。先月、ダッカでの人質襲撃事件を受けて書いた記事を東大新聞のコラムにpick upしていただいたのでシェアさせていただきます。社会やメディアがカテゴライズした人々の存在を妄信的に恐れ...
16/08/2016

【寄稿】ちぇれめいえprojectの代表をしている渡部です。

先月、ダッカでの人質襲撃事件を受けて書いた記事を東大新聞のコラムにpick upしていただいたのでシェアさせていただきます。

社会やメディアがカテゴライズした人々の存在を妄信的に恐れる中で、どんどんわからなくなっていくものはなんでしょうか。

http://www.todaishimbun.org/bangladesh20160727/

 私は、東京大学総合文化研究科・国際社会科学専攻・人間の安全保障プログラム修士課程で学んでいます。静岡文化芸術大学在学中に、「ちぇれめいえproject」という学生NGOを設立し、バングラデシュの元紛争地(チッタゴン丘陵 …

【ニュース!】バングラデシュ政府は、チッタゴン丘陵地帯の土地争議の問題を終わらせることを目指した法律を大きく変えました。*政府が少しずつですが、本当の和平実現に向けて重い腰を上げていることは評価されることと思います。土地権利の問題は、チッタ...
01/08/2016

【ニュース!】バングラデシュ政府は、チッタゴン丘陵地帯の土地争議の問題を終わらせることを目指した法律を大きく変えました。

*政府が少しずつですが、本当の和平実現に向けて重い腰を上げていることは評価されることと思います。土地権利の問題は、チッタゴン丘陵地帯問題の根底なので。

Bangladesh government brings about a major change to the law concerned aiming to turn an end to the land dispute problems at Chittagong Hill Tracts.

Bangladesh government has brought about a major change to the law concerned aiming to put an end to the land dispute problems at Chittagong Hill Tracts.

7月の襲撃事件を受けて、バングラデシュから協力隊が撤退してしまいました。チッタゴン丘陵地帯にはもともと協力隊の方は配属されていなかったものの、バングラデシュ全土で活躍されていた協力隊の方々も活動できない状態と判断されるに至っています。草の根...
30/07/2016

7月の襲撃事件を受けて、バングラデシュから協力隊が撤退してしまいました。

チッタゴン丘陵地帯にはもともと協力隊の方は配属されていなかったものの、バングラデシュ全土で活躍されていた協力隊の方々も活動できない状態と判断されるに至っています。

草の根で現地のカウンターパートの方々と地道に積み上げてこられた活動が、このように途切れるのは残念なことです。

http://mw.nikkei.com/sp/ #!/article/DGXLASDE29H01_Z20C16A7000000/

 【ダッカ=共同】バングラデシュ飲食店襲撃テロを受け、国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊とシニアボランティアが同国から全員撤退したことが29日、分かった。隊員らの安全確保が理由。JICAなどが明

03/07/2016

【夏のツアー中止のお知らせ】

7/1に発生したバングラデシュ・ダッカでの襲撃と人質事件では、日本人7人を含む20人が殺害されました。この事件によりちぇれめいえproject は今夏のツアー中止の方針をとることとなりました。

外務省からの渡航禁止令等が発令されているわけではありません。そして、訪問するチッタゴン丘陵地帯はダッカからかなり離れた地域なのですが、なにが起こるか誰にも予測がつきません。

この事件のバックグラウンドや、ISの関連に関する分析は、専門家の間でも意見が分かれています。アジアで最大のムスリム人口を抱えるバングラデシュですが、これまで比較的穏健なイスラム教の国だとされていました。そして、とても親日的な国民性、かつ経済成長のまっただなかゆえに、多くの日本企業も進出してきました。

世界中で、暴力的な事件が多発しています。異教徒に対する襲撃、身代金目的の人質事件、フランスパリでのテロ、トルコの自爆テロ、今日のイラクでのテロ…そして、報道されない多くの死。

途上国だけでの話ではありません。人種主義的政治リーダーの台頭、難民の排斥、ヘイトスピーチ、差別や偏見。バングラデシュでは6月に入り、当局がイスラム過激派への取り締まり作戦を実施し、3日間で8000人を逮捕することもありました。

日本を振り返っても昨年だけでも大きな変化がありました。1年前の首相演説での「ISと戦う周辺各国に総額二億ドルの支援を約束します」という声明のあと、世界の中で中立だった日本は、連合国側の一員だとみなされ始めました。

そのあと安全保障法制の成立は、日本が戦える国になったということでIS側にさらに反発を与え、日本人の人質殺害事件の後にはISを名乗る組織が、「ISとたたかう有志連合の一員である日本への報復」と発表。

その後、ISが発表している攻撃ターゲットの対象国のリストに日本も入りました。連合国側(アメリカ側)の一員だとみなされることとなりました。

21世紀、貧困、差別、高い失業率、空爆、終わらない紛争などが、行き過ぎたナショナリズムと過激派ムスリム思想に結びつき、不条理に怒り泣く若者たちの憧れになり行き着く場にもなりつつあります。途上国のみならず、先進国からもISに参加する者は後を絶ちません。

今回自らも命を落とした犯人たちも20-30代の本来未来ある若者たちでした。アフガン・イラク戦争への侵略・空爆で罪のない命が奪われ続けてきたことがISの根っこを形成したと言われます。

外国人を狙った無差別殺人は、これまでバングラデシュで起きていませんでした。今回の事件がISが主導しているか否かいう議論には意味がないのかもしれません。

本当に素敵で優しい人々が暮らすバングラデシュ。そこにある日常の営みではなく、このような悲しい事件のニュースで多くの人がバングラデシュを知ることになってしまったこと、残念でなりません。

ひとつ心に留めておいていただけたら嬉しいのは、今日も、わたしたちが楽しい日曜日を過ごしたのと同じように、家族と、友達と、美味しいご飯を食べ、笑い、歌い、生きている人たちがバングラデシュにいるということです。そして、今回の事件に一番心を痛めているのも、彼らだということです。

バングラデシュだけでなく、これから海外に出ることのリスクは以前より高まるかもしれません。もちろん今回のテロのように罪のない人々の命を奪うことは決して許されません。しかし、社会やメディアがカテゴライズした人々の存在を盲信的に恐れるのではなく、いま我々が生きるこういった社会の流れを生み出してしまっている本当の原因はなにであるのか、ひとりひとりが考え続ける必要があると感じています。

憎悪と暴力の連鎖をどう止められるのか。暴力に暴力では止まりません。国家間の外交努力、そして市民レベルでの理解への努力が求められます。明日からわたしたちはなにができるのか。

今回の被害者の方々の命、警察官たちの命、そして犯人の命は、もしかしたら救えたものだったかもしれなかった。犯人たちの顔写真が公開されましたが、はじけるような自分と同じくらいの青年の笑顔に、涙が出てきました。なにが彼らをこの手段に向かわせたのでしょうか。

わたしたちひとりひとりが、どんな社会に生きて行きたいか理想の社会を思い描き、異なる者に対する想像力をはたらかせ、命を大切にし、お互いの違いや多様性を寛容な心で認め、暴力ではない方法で争いを解決していける未来を築きたいと思います。これを憎しみの連鎖につなげるのではなく。

ちぇれめいえprojectは、バングラデシュの大多数の民族とは人種と宗教が異なり、弾圧にあい紛争で苦んできた先住民族たちが暮らす地域で、異なる人々が幸せに、自分の可能性を最大限に発揮して共生できる道を、これまで現地の若者たちと探ってきました。これからも、その方針は変わりません。これからも、活動を見守っていただけたら幸いです。

長くなりましたが、これを読んでくださっているみなさんと、報道の裏にある真実や現実に1秒でも1分でも一緒に思いを巡らせられたらわたしたちは嬉しいです。

今回、ツアー参加を希望してくださった皆様、いつかまた、一緒に現地に行けること、メンバー一同心より楽しみにしています。

最後に、亡くなられた方々へのご冥福を心からお祈りいたします。

ちぇれめいえproject 代表
渡部清花

【ありがとうございます!】みなさん、いかがお過ごしでしょうか?徐々に夏の足音が近づいてきている…そんな気がします!さて、夏に開催される「次世代地域創造ツアー」なんと、募集定員のほう、本日で満席となりました…!本当にありがとうございます(*^...
12/06/2016

【ありがとうございます!】

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
徐々に夏の足音が近づいてきている…
そんな気がします!

さて、夏に開催される
「次世代地域創造ツアー」

なんと、募集定員のほう、
本日で満席となりました…!

本当にありがとうございます(*^^*)
メンバー一同喜んでおります!!

これからも
準備段階やツアーの様子などを
UPしていきますので
ぜひご覧くださいませ\(^o^)/

【ビッグニュース!】みなさんこんにちは!今年のツアー担当の赤木です!実は今年、企業さんに協賛を頂くために動いておりました!チッタゴン丘陵地帯の未来ある若者たちにツアーに参加してもらうために…!という思いで動いておりましたそして今日は運命のプ...
03/06/2016

【ビッグニュース!】

みなさんこんにちは!
今年のツアー担当の赤木です!

実は今年、
企業さんに協賛を頂くために
動いておりました!

チッタゴン丘陵地帯の未来ある若者たちに
ツアーに参加してもらうために…!
という思いで動いておりました

そして今日は運命のプレゼンの日…!


な、なんと!
あの!浜松の!老舗の!うなぎパイの!
「春華堂」さんから協賛いただけました!


そして今年のツアーでは
「うなぎパイ」を
バングラデシュの人たちに
食べてもらえるかも!?✨


本当にありがとうございます!


↓今回のツアーについて
ぎゅぎゅっと詰め込みました~!
ぜひご覧ください😍


https://peraichi.com/landing_pages/view/tour2016

南アジアにあるバングラデシュという国は、イスラム教のベンガル人が人口のほとんどを占めます。インドのようなイメージをもつ人も多いけれど、ここチッタゴン丘陵地帯は先住民族たちの故郷。

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