10/02/2023
第1回『宿フェス』第六回旅館甲子園開催
2月7日・8日の2日間、 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部(星永重 青年部長・略称:全旅連青年部)は東京ビッグサイトにて『宿観光旅博覧会 - 宿フェス -』を開催した。
初日である7日には、冒頭に式典が開催され、宿フェス実行委員長の駿川裕司と第25代青年部長である星永重が挨拶をした。式典の中では全旅連青年部と、世界最大の富裕層向け宿泊施設コンソーシアムであるVirtuoso(ヴァーチュオーソ:https://www.virtuoso.com/)、ラグジュアリートラベルに特化したOTAであるHotelux(ホテラックス:https://www.hoteluxapp.com/)との協定合意調印式が行われ、登録施設第一号として西村屋(代表取締役社長:西村総一郎)が選ばれた。
協定合意セレモニーとして開催した調印式へは来賓として細田博之衆議院議長と石井浩郎国土交通副大臣が駆けつけてくださり、協定合意セレモニーの後、宿フェスオープニングセレモニーへは菅義偉前総理も駆けつけていただき、テープカットにもご参加いただいた。
宿と観光と旅の博覧会である宿フェスでは47都道府県から各地の魅力を集結したブースや、観光に携わる企業のブースも出展され、来場客をもてなした。
また、場内に設置されたステージでも2日間にかけて、トークライブや音楽ライブ、旅館甲子園も開催された。
全国の旅館・ホテル20,000軒の中からトップを決める旅館甲子園は今回が第六回の開催となり、ファイナリスト3施設からグランプリを決めるため、今回はじめて業界関係者だけでなく、一般来場客も入場・投票ができる大会とした。
ファイナリストとしてステージに上がったのは、登壇順に「かもしか荘」(滋賀県)、「要庵西富家」(京都府)、「サン浦島」(三重県)で、関係者投票・来場者投票・6名の審査員(全旅連女性経営者の会 会長・小林佳子氏/一般社団法人Miss SAKE 代表理事・大西美香氏/全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会 会長・多田計介氏/観光庁観光産業課 国際観光振興政策企画官・進藤昭洋氏/株式会社ディスカバリー・ジャパン 代表取締役社長・高橋俊宏氏/旅のサブスク「HafH」 共同創業者・大瀬良亮氏)による投票の結果、「サン浦島」がグランプリに選ばれた。
観光博覧会として、宿泊施設が主体となり大規模開催されるものは初めてである。宿フェスは、全旅連青年部の前期青年部長である鈴木治彦(第24代)が発案し、新型コロナウイルスのまん延により開催を断念したが、コロナからの復興と宿泊業界の反転攻勢の狼煙として、今期の青年部長である星永重が思いを継ぎ、実現した。
記念すべき第一回宿フェスは2日間で、のべ約29,000人を動員する大盛況となった。
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