郡上八幡観光協会 Gujo Hachiman Tourism Association

07/11/2024

ふるさとの　粟（あわ）餅を焼き老いんとす　（細見綾子）

郡上八幡は「五穀豊穣」の町！

　都会では健康食品の店にでも行かないかぎり、手に入れにくい粟やきびなどの穀類も郡上八幡ではあたりまえのように店先に並んでいます。
しかもどの店も広い間口にべんがら格子という立派な店構えです。

　昔から人間の食生活に必要な食物として五穀とよばれた穀類は、今でこそ健康を考える人たちの間で人気を集めていますが、米以外は「雑穀」なんて見下した名称をつけられてきました。

　この町では長年にわたって雑穀類の食べ方やその効果を店の主人自らが講習の場を設け、昔からの伝統を絶やさないように一般の主婦からなんと小学生に至るまで指導してきたといいますから、その裾野は広いわけです。

　きびや粟（あわ）などを加工したきび餅、粟餅、それに豆餅、よもぎ餅（もちろんアンコなんかは入っていません）などこの町の人々は気軽にごはんの代わりに主食にしたり、じつに上手に穀類を日常の食生活のなかに取り入れているのには驚かされます。

そういえば町を歩いてて気づくのは、元気なお年寄りが多いこと！「五穀豊穣」の町は「長寿健康」の町なのかもしれません。

庄村米穀店　0575-65-2431
501-4222 岐阜県郡上市八幡町島谷1146番地（今町）https://www.gujo.com/town/rice/

大間見屋米穀店　0575-65-2406
〒501-4219　岐阜県郡上市八幡町大手町807

07/11/2024

In the very center of Japan's map, there lies a region that preserves the customs and history of Japan. UNESCO World Heritage Sites such as Shirakawa-go, Gokayama, Hida Takayama, and Gujo Hachiman are located here.
知らなかった日本を見つける旅にでかけよう。

This area, fortunately, has maintained its culture by being off the main tourist routes in Japan, and each town and village has been registered as a UNESCO heritage site. You can discover the hidden treasures of Japan and the true essence of the country here.
Now, it's time to make your dream trip to Japan a reality.

Gujo Hachiman 郡上八幡観光協会(English)
http://www.gujohachiman.com/kanko/index_e.php
Hida Takayama 飛騨高山観光公式サイト
https://www.hidatakayama.or.jp
Shirakawa-go白川郷観光協会
https://shirakawa-go.gr.jp
Mino 美濃市観光協会
https://minokanko.com
Gokayama五箇山観光公式サイト
https://gokayama-info.jp
Gujo 郡上市観光連盟
https://tabitabigujo.com

おことわり）この記事は、来日を計画されている海外の方に向けて全文英語で掲載されました。国内の読者のみなさまには、Facebook自動翻訳機能の未熟さによる一部の誤訳や漢字の間違い、またぎこちない日本語文章で表示されることがあります。その点につきましては、どうぞご理解とご容赦いただきますようおことわりさせていただきます。
#郡上八幡 #郡上 #岐阜　 #白川郷 #郡上おどり #ユネスコ無形文化遺産 #ユネスコ文化遺産 #風流踊 #日本三大盆踊り #寒水掛踊 #飛騨高山 #和紙の町 #美濃市　＃ユネスコ遺産街道

07/11/2024

かがやける　白雲ありて　照紅葉　（高浜虚子）

11月2日(土)からはじまった郡上八幡城もみじまつり。

　呼び物の郡上八幡城紅葉ライトアップ2024は、もみじまつりの開催期間に合わせて11月8日(金)から11月17日(日)。その間は天守閣も夜間特別拝観として公開されます。　ライトアップの時間は、日没(17時)から〜20時までで、天守閣もの夜間特別拝観で公開されます。

・天空のもみじ庭園ライトアップ：11月8日（金）〜11月 17日（日）
・郡上八幡城天守閣夜間特別公開：11月8日（金）〜11月17日（最終入城は8時45分）
・郡上八幡もみじ茶会：11月10日（日）会場：大乗寺
・町家オイデナーレ：11月9日（土）10日（日）郡上八幡市街地一帯
・大垣城鉄砲隊演武：11月10日（日）11時〜、 13時30分〜　天守閣前
・ 秋の郡上八幡味覚市　11月10日（日）11時〜　郡上八幡旧庁舎前広場
・郡上八幡城天守閣ブルーライトアップ　11月13日（水）〜15日（金）
・郡上八幡城特別夜「和傘の共演」11月15日（金）~17日（日）
・ スカイランタンナイト　11月23日（祝）
・磨墨太鼓演奏　11月24日（日）11時〜、13時30分〜

07/11/2024

せせらぎを　背に眺めをり　紅葉狩り　（福田みさを）

　郡上八幡と飛騨高山を結ぶ「飛騨美濃せせらぎ街道」の紅葉が見頃となっています。一般国道ですがいくつもの川の源流地帯を通り、条例によって自然が守られていることから、その景観には人気があります。

　また標高差があるため、紅葉のシーズンが長く、現在（11月7日）最標高の西ウレ峠付近が紅葉のピークをむかえ、平滝周辺は８分ほどの色づき。カラマツ樹林帯が見頃になるのは、この週末あたりからと予測しています。

07/11/2024

厳かに　紅葉織りなす　夜の絵巻　（松田和子）

郡上市では、こども家庭庁の「児童虐待防止推進キャンペーン 」の啓発活動に賛同し、今夜（11月7日）まで郡上八幡城の照明をテーマカラーであるオレンジ色のライトを当てています。

画像提供：郡上八幡城 水上早苗、畑中敦

06/11/2024

今朝よりも　やや色を増し　薄紅葉　（二瓶洋子）

　11月7日（木）の郡上八幡城のもみじの色づきは、写真1枚めのごらんのとおりです。

　写真２枚めは、昨年の今日（2023年）の紅葉のようす。と言うことは 、今年の紅葉は、昨年と比べると1週間以上遅れがあるということになります。

　ともあれ、昨晩は、初めての晩秋らしい冷え込みになりましたし、飛騨地方の山あいからは、早くも雪の知らせも届きました。これから駆け足で紅葉前線が南下するものと期待しています。

写真１枚め：郡上八幡城水上早苗さま撮影
写真２枚め：2023年の同日（11月7日）同位置による画像

06/11/2024

瞬きて　過去よりもどる　細雪　（福永耕二）

谷崎潤一郎「細雪」ゆかりの爛柯亭と若宮邸のボランティア清掃が行われました。

　郡上市白鳥町の長滝白山神社の神主家である、築250年に及ぶ若宮邸が、市へ移管管理され、改築修繕されることに合わせ、地域と有志の呼びかけによる、庭園や敷地のボランティア清掃が行われました。

　長年の風雪でかなりのダメージを受けている家屋は、専門業者による本格的な修繕が行われますが、若宮邸は、旧修古館で多くの宝物を有する母屋（写真１枚目）や、谷崎潤一郎の名作「細雪」に登場する離れ座敷の爛柯亭（らんかてい）（写真２枚目）などからなります。

　爛柯亭は、昭和11年（1936）秋から谷崎自身が逗留し、細雪の描写の美しい部分のひとつ「蛍狩り」を執筆したとされる貴重な建造物であり、このたびの郡上市による移管管理に含まれました。

　今後もこの若宮邸の清掃や軽作業をボランティア有志みなさんで定期的に続けていく予定だそうで、グループでは参加者を広く募っておいでです。

以下、谷崎潤一郎「細雪」より爛柯亭（らんかてい）の部分を抜粋。

…爛柯亭（らんかてい）と名づけていたその一と棟は、八畳に六畳の次の間があって、母屋へは「く」の字なりに中途で一つ曲っている長い長い渡り廊下でつながっており、此処だけは多少数寄屋風（すきやふう）を取り入れた、洒落しゃれた作りになっていたけれども、決して悪く華奢（きゃしゃ）にはならず、矢張何処（どこか）に田舎の郷士の家らしい大まかな味のあるのが、何となく好もしい感じがしたが、今度もその爛柯亭へ通されて見ると、あれから十数年の時代の光沢つやを帯びたせいか、あの時よりも一層落ち着きのある、静かな部屋になっていた。

注）爛柯亭（らんかてい）は、もともとの所在は、岐阜県垂井郡不破町表佐 にあって、昭和30年代に荒廃の途にあったものを若宮家が買取り移築したものです。

ボランティア募集：郡上市協働センター　0575-88-2217
写真：前田真哉さま

06/11/2024

山襞を　染めて下りくる　紅葉かな　（野村鞆枝）

錦のベールがゆっくりと山から下りてきて、郡上の里から里へと南下中です。
この「郡上」というちょっと珍しい地名。國學院大学の地名研究室によれば…

　古くは大和時代のまだわれわれの祖先が字を持たなかった時代。なだらかな山の土地を「くじ」と呼んでいたそうです。全国に「くじ」 と呼ばれる地名、字名が残っていますが、いずれもなだらかな山が連なる場所を示します。そして谷間のことを「や」と呼んでいました。それに「谷」という字が当てられたのは、漢字が渡来した5世紀以降です。

　つまりなだらかな山の間の土地という意味で「くじや」と呼ばれていたのが、この郡上一帯。それがいつしかなまって「ぐじょう」となり、漢字が渡来するとそれに「郡上」の漢字が当てられたとされています。

「飛騨」という呼び名も「山襞・やまひだ」がその由来とされています。郡上も飛騨も深い山がその名に関係しているんですね。

　さて紅葉前線は、その飛騨との境を越えて郡上にさしかかってきており、せせらぎ街道やひるがの高原が今週末あたりが見ごろになりそうです。

06/11/2024

天領の　秘境全山　紅葉して　（尾崎みつ子）

　ユネスコ世界遺産の飛騨白川郷は、この週末あたりが紅葉がみごろとなります。
標高の高い白水の滝（写真4枚目）や白山ホワイトロードは、すでに盛りを過ぎつつあり、山から麓へ、そして里へ。錦のベールがゆっくり下りてきました。白川郷へは、東海北陸自動車道利用で郡上八幡から1時間20分です。

白川郷観光協会
https://shirakawa-go.gr.jp

#郡上八幡 #郡上 #岐阜　 #白川郷 #ユネスコ世界遺産 #ユネスコ無形文化遺産 #ユネスコ遺産街道 #紅葉 #飛騨

06/11/2024

遠山に　雪きておりぬ　五平餅　（角川照子）

「五平餅のお話し」（郡上弁でまいります）

むかし、むかしのことやった。
木曽の山奥に五平という働き者の木こりがおってな。その男が山で仕事をしておって「さぁ昼メシじゃ」という時に、ワッパ（楕円の形の弁当箱）の蓋を取ると蓋にご飯が全部ひっついてまって、あわてた五平はつい手をすべらせて味噌を塗ったそのメシを地べたに落といてまったんや。

枯葉にまみれたそのメシを五平は洗うわけにも捨てるわけにもいかず腹立ちまぎれに「ひっついた枯葉ごと炙（あぶ）っまえ」と箸を突きさして脇で燃えているたき火に近づけてみた....。ほうしたら香ばしい煙があたりに漂って、腹を空かせた仲間の木こりたちが集まって来たんや。

「何のにおいじゃ？ええ香刺（かざ）がする...」と。そして「これは、うめぇ！これは、うめぇ！」その噂は山から麓の村へ、里へと広がって木曽、美濃、飛騨の名物となった...。

今でも五平餅がワッパに箸を刺した形をしておるのはそのためでな。味噌には胡桃（くるみ）や荏胡麻（えごま）や落花生。山の木の実をつぶしてまぜて香ばしう焼くんは、五平さがあん時に食うたんとそのまんまやそうな。こないだの郡上八幡ふるさとまつりでもええ香りが漂うておったじゃろ。これが五平餅のいわれや。

ま、ホントかどうかはワシが爺さんから、爺さんがそのまた爺さんから、爺さんはそのまた爺さんから聞いた話しじゃからな.....。おしまい。

写真上は楕円形で両面にタレがのる美濃、木曽のスタイル。下は飛騨のスタイルでごはんは丸形でタレは片面。中山道の中津川だけが団子の形なのは、江戸末期に和宮様御降嫁の折に献上する際、「宮様に餅をかぶりつかせるわけにはいかぬ」と宿場の人たちがひと口サイズに丸めたためとされています。

なお写真の郡上八幡本町の五平餅「ひがしのくまやおかずや5代目」は、冬季間休業に入ります。

06/11/2024

初紅葉　視界そこより　展けゆく　（稲畑汀子）

11月6日（水）、郡上八幡城の紅葉は、写真のように少しずつ色づきが見られるようになってきました。

昨晩の思いがけない雨と、今朝の深い霧。気温も今朝は10℃近くまで下がったことが影響したようです。

06/11/2024

霧晴れて　お城のやうな　影現るる　（ 松本静江 ）

今朝11月6日（水）午前6時半、今シーズン一番の「天空の城」が見られました。

　昨晩の雨でたっぷり水分を溜めた山々が、雲海を生み風のない穏やかな朝に、見事な天空の城の情景を作り上げました。

　この朝霧。気象専門用語では、放射冷却というそうですが、朝の気温が低く、雨の翌朝など地中の湿度 が高く、さらに風のない日がその発生の条件となります。

　空気中の正常な水循環のバロメーターとされていますが、年々霧が消える時間が早くなってきているのは、水分を保つ田畑が減って宅地が増えたせいではないか、と言われています。

　郡上八幡の秋から冬にかけての風物詩。そして「天空の城」の絶景の演出者。いつまでも朝の風景の中でたなびいてほしいものです。

06/11/2024

猪鍋の　ぼたんびらきや　雪降れり　（小檜山繁子）

　郡上八幡の町の通りに「しし肉あります」の旗が揺れ、冬の味覚「しし鍋」の季節がやってまいりました。11月1日から狩猟の解禁。そして町の肉屋さんにも牛肉や豚肉と並んで猪肉が並ぶのも郡上八幡ならではの光景となります。

　かつてはしし鍋という呼び方はなく、「煮みそ」という郷土料理でした。自家製の味噌に保存のきく白菜やネギを猪肉とともに煮る山国の冬のタンパク源として各家庭で食べられていたのです。

　それが「しし鍋」と名を変えたのは昭和30年代に岐阜県の観光政策のもとでの今でいう「町おこし」があったため。「煮味噌などという田舎臭い名前では売り物にならん」というお役人の指導を受け、また呼び名を変えることで「そんな家庭料理を都会から来る客に出せない」という地元の旅館の主人や板前の反対の声をかわす狙いもあったようです。

　それが60年を経た今ではすっかり郡上の冬の名物料理として定着しました。気軽にテーブル席で楽しむお店から本格的に山家のいろりを囲む料理店までさまざま。　障子ごしに見る山々がうっすら雪化粧をする頃は積翠、母情、元文など新酒の香りも高く、ひなびた山家の趣きに深秋の夜はいよいよ長く惜しまれます。

郡上八幡の郷土料理店はこちら
http://www.gujohachiman.com/kanko/dining.html
撮影協力：「魚寅」さん、「吉田屋」さん、「杉錠」さん
＃郡上八幡　＃岐阜県　＃郡上　＃長良川　＃長良川鉄道　＃昇龍道　＃日本　＃秋　 #全国小京都会議　＃城下町　＃城　 #紅葉　＃天守炎上　＃郡上八幡城　＃ししなべ　＃魚寅　＃吉田屋　＃杉錠　＃いのしし
＃gujohachiman

05/11/2024

11月からこの郡上八幡観光協会フェイスブックでは、
英語による郡上八幡の春のご案内をスタートしております。

　これは海外において、この春の桜咲く日本への旅行を計画されている方々の多くは、早々11月ごろから その準備を着々と始められるからです。
海外のみなさんにとって日本への旅は、そのほとんどが生涯一度のあこがれの旅。長い時間をかけてプランを練り、しっかりした予定をすすめておいでです。

　国内でこのページをごらんのみなさまには、季節外れの掲載がお目に留まることでわずらわしさをお感じになる向きもあるかと存じますが、アップする時間帯をヨーロッパやアメリカが朝から昼にかけての時間。つまり日本国内においては、夜半から深夜に調整することで、どうぞお目障りな点をなるべく解消したいと考えます。どうぞみなさまのご理解をお願いいたします。

郡上八幡観光協会フェイスブックチーム

05/11/2024

自転車の　キュッとブレーキかけ秋天　（ 高澤良一）

レンタサイクルがリニューアル！

郡上八幡旧庁舎記念館のレンタサイクルがリニューアルされました。
落ち着いたカラーと可愛らしいボディは、郡上八幡の町並みにもスッキリとマッチ！
長良川鉄道郡上八幡駅・郡上八幡城下町プラザ・郡上八幡博覧館での乗り捨てにも対応していますから、列車やバスの発車時刻まで時間いっぱいご利用いただけます。

レンタル料金：半日500円、1日1000円　（乗車可能身長は137センチ以上）

#郡上八幡　 #郡上八幡城下町 #郡上八幡観光　 #郡上八幡散策　 #郡上八幡旧庁舎記念館　 #郡上八幡城下町プラザ　 #郡上八幡駅　

05/11/2024

05/11/2024

天守閣より霜月の川を見る （萩原みどり）

くもり空でむかえた今朝（11月5日）の郡上八幡です。
しだいに青空が広がってきており、午後からは晴れる見込みです。
今日の最高気温は17℃と少しずつ晩秋の気候になってきました。

郡上八幡と高山をむすぶ飛騨美濃せせらぎ街道をはじめ、飛騨に近い山間からは、ようやく紅葉の便りが届き始めています。

写真：国の重要伝統的建造物群保存地区郡上八幡職人町の朝。