29/11/2024
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冬の奥越に春を呼ぶ奇祭「勝山左義長まつり」が2025年2月22日(土)23日(日)の2日間開催されます。
\勝山左義長とは/
勝山市の「左義長」は小笠原公入部以来300年以上の歴史を誇っており、
毎年小正月の行事として、旧暦の1月14日に行なわれていました。
現在は、観光客や祭り主催者の利便を考慮して、
2月の最終土曜日、日曜日に開催しています。
勝山市街地の各町内に12基の櫓を建て、
その上で赤い長襦袢姿の大人たちが子供を交え、
独特のおどけ仕草で三味線、笛、鉦による軽快なテンポの囃子にのって浮かれます。
この様は全国で「勝山左義長」だけの特徴であり、人々はこれを奇祭と呼んでいます。
日曜日の夕方になると、各町内の御神体が弁天桜で有名な弁天河原に運び込まれ、
「どんど焼き」の準備が進みます。
午後7時30分、神明神社で採火した御神火が各区の松明によって、
弁天河原のどんど焼き会場に運ばれ8時の狼煙を合図に一斉に点火され、
冬空美しく雪に映えて燃え盛る炎の競演とともに祭りのフィナーレを迎えます。
この「どんど焼き」で神を送り、五穀豊穣と鎮火を祈願しながら2日間にわたる火祭りの行事が全て終了します。
「勝山左義長まつり」は、奥越地方に春を呼ぶ祭りと言われ、これを境に勝山に春の足音が聞こえてきます。
参照)奇祭「勝山左義長」と勝山市文化財
【スケジュール】
2月22日(土)
9:15~ 各区神事祈願
12:40~ 開会式
13:00~ 一番太鼓
一番太鼓終了後各櫓開始
2月23日(日)
20:00~ どんど焼き点火
https://www.city.katsuyama.fukui.jp/soshiki/2/23091.html