VOIDE(ヴォイド)南魚沼に眠る物語を旅する観光音声メディア

VOIDE(ヴォイド)南魚沼に眠る物語を旅する観光音声メディア 新潟県南魚沼に隠された物語を旅する観光音声メディア「VOIDE」(ヴォイド) -Discover the stories of Minamiuonuma-

【雪国に受け継がれる郷土料理/ きりざい】https://voide.tours/story/kirizaiきりざいは、雪深く、長い間雪に閉ざされる豪雪地帯、南魚沼で古くから家庭で食べられてきた郷土料理です。野菜や漬物を細かく切って納豆と混...
28/11/2024

【雪国に受け継がれる郷土料理/ きりざい】
https://voide.tours/story/kirizai

きりざいは、雪深く、長い間雪に閉ざされる豪雪地帯、南魚沼で古くから家庭で食べられてきた郷土料理です。野菜や漬物を細かく切って納豆と混ぜ合わせた料理を「きりざい」と言います。「きりざい」の名前の由来はいくつか説がありますが、この地域のおじいちゃん、おばあちゃんたちからは、「切り刻む」の「きり」と「野菜」、「材料」の「ざい」を組み合わせたものと伝わっています。

昔、冬場の保存食として大根や野沢菜などの野菜を「たくあん」や「野沢菜漬」として大量に漬け、ごはんと一緒に食べていました。しかし、春先になると漬物の発酵度が高まり、味覚が劣化し食べられなくなってしまい、余ったものは廃棄するしかありませんでした。この廃棄処分をもったいないと考え、余ってしまう漬物を有効に活用するため、納豆に混ぜて食べ継いだものが「きりざい」です。かつて納豆はほとんどが自家製で、魚や肉が手に入りにくかった山間部では貴重なたんぱく源でした。家族の人数が多かった時代、家族みんなでその納豆を食べられるよう漬物などでかさましできた「きりざい」は、豪雪地のおばあちゃんの知恵と家族愛から生まれた家庭料理として、伝承されています。

「きりざい」の歴史は古く、南魚沼出身の武将、直江兼続公や上杉景勝公が活躍していた戦国時代から食べられてきたという説もあります。

地元では、だれもが知っている家庭料理で、各家庭によりそのレシピはさまざまです。例えば、「キムチ」「チーズ」「梅干し」を入れたものなど、いろいろなバリエーションがあり、お茶漬けにしてもおいしく食べられます。きりざいを基としたご当地グルメ「南魚沼きりざい丼」を通じて南魚沼を全国に発信するために結成された官民共同によるまちづくり団体、「南魚沼きりざいDE愛隊」では、野沢菜、たくあんの他、地元野菜の「神楽南蛮」、江戸時代中期、この地域の魚野川で日本有数の漁獲量を誇っていた「鮭」を食材として加えています。

地域の文化、歴史、食材など、南魚沼のすべてが詰まっている「きりざい」。現代ではスーパーなどで簡単に買うことのできる食材から作れる「きりざい」ですが、雪国の暮らしの中で家族みんなが栄養を取るための知恵と家族愛から始まった食べ物です。長い歴史の中でもこの地域で食べ継がれてきたこの味を、ぜひ南魚沼で味わってください。

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🇺🇸The Soul Food of Snow Country|Kirizai
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【塩沢の歴史を感じる、はっか糖/ アオキ菓子店】https://voide.tours/story/hakkato南魚沼市、塩沢名産のはっか糖。爽やかな清涼感で今も昔も人々を癒しています。「ミント」としてなじみのある薄荷。その歴史は古く、戦...
21/11/2024

【塩沢の歴史を感じる、はっか糖/ アオキ菓子店】
https://voide.tours/story/hakkato

南魚沼市、塩沢名産のはっか糖。爽やかな清涼感で今も昔も人々を癒しています。「ミント」としてなじみのある薄荷。その歴史は古く、戦国時代、上杉謙信公が滞在した折、住民より薄荷を献上され愛用したとの伝説があります。江戸時代には薄荷草を栽培、結晶の精製に雪や寒さといった冬の気候を利用し薬として販売されていました。塩沢のものは質が高く、三国街道沿いの名物となっていたそうです。この薄荷をお菓子に使用したものが「はっか糖」です。ここの地形は盆地で夏は蒸し暑く、ある時、作っていた飴が湿気で砂糖に戻ってしまったが、塩沢の薄荷で香りづけをしたのが始まりだろうといわれています。

「青木のはっか糖」の材料は砂糖、水、水飴、薄荷の結晶である「薄荷脳」とシンプルですが、毎日の気候に出来が左右される為、職人の経験による技術によって支えられています。

まずは砂糖と水・水飴を煮詰めて飴をつくり、冷却盤で冷やします。手作業で折りたたみ、均一に冷やしていきます。適温で薄荷脳を入れ、「絹引き」の作業に移ります。飴を引っ張り空気を含めると絹糸のような艶がでます。機械の次は素手で約65度の飴を引っ張ります。気温や湿度がはっか糖の口溶けに影響するといった繊細さを持っているため、飴の状態を手で確認しながら適切な状態に調整します。飴の塊を細長い棒状に形成し、指で均一にはじき割ります。同じ大きさにテンポよく割っていくのは難しく、職人技の一つです。割る時に伝わる指先の感覚で飴の出来具合がわかるそうです。その後、薄荷飴は木箱に入れられゆっくり、じっくりと熱と湿気を与えられ飴から砂糖に戻る「かえし」を行います。これによって口溶けの良い「青木のはっか糖」となります。「かえし」の期間は気候によって調整し、春秋であれば3日ほど、冬では1週間ほどかかります。

はっか糖づくりは夏の蒸し暑さや冬の寒さなど、この地域の気候や特性を活かしながら続いています。塩沢のはっか糖はお店によって、特徴はさまざまです。固い飴状のものもあれば、薄荷の効きが強いお店もあります。青木では、純度の高い砂糖を使用することで雪のような白さ、サラサラとした口どけと優しい甘さ、はっかの効きも優しいのが特徴です。

時代の移ろいの中で薬からお菓子へと姿を変え、人々に愛されてきた塩沢の名産「薄荷」。三国街道の宿場町として栄えたこの地では、多くの旅人もまた、「塩沢の薄荷」で疲れを癒していたかもしれません。南魚沼にお越しの際は、はっか糖をお供に、この地域の歴史に思いをはせてみてはいかがでしょうか。

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Hakkato, a taste of Shiozawa history|Aoki Sweets Shop
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【南魚沼に春を告げる味|大崎菜】https://voide.tours/story/osakispinach■300年前から続く伝統野菜・大崎菜新潟には冬から春にかけて収穫される「とう菜」と呼ばれる野菜があります。「とう菜」とは、薹(とう)...
17/03/2024

【南魚沼に春を告げる味|大崎菜】
https://voide.tours/story/osakispinach

■300年前から続く伝統野菜・大崎菜
新潟には冬から春にかけて収穫される「とう菜」と呼ばれる野菜があります。「とう菜」とは、薹(とう)と呼ばれる花をつける茎を摘んで食べる青菜で、大崎菜もその一つです。冬場の野菜が不足する時節の貴重な栄養源として昔から重宝されており、その独特のほろ苦さと甘さは、南魚沼に春を告げる味と言われています。

■大崎菜の始まり
大崎菜は、江戸時代に金沢にある大乗寺から伝わったと言い伝えられています。大乗寺は、加賀百万石で有名な前田家ゆかりの菩提寺で、その寺に遣わした者が同寺に程近い清水に恵まれた里で「雪菜」と呼ばれる青菜に目を止め、郷里の大崎でも栽培可能であると思い立ち、種子の分譲を懇願し、もらい受けたのが大崎菜の始まりだそうです。

■湧き水に育まれた野菜
大崎菜は、八海山の麓の大崎字滝谷地内から滾々と湧き出る「滝谷の清水」に育まれています。この清水は、夏は冷たく、冬は温かく、その量も豊富で県下でも稀な湧き水と言われています。大崎菜は、それぞれの家で種を収穫し栽培していますが、その種を他所で栽培しても、風味がまったく異なってしまうことからも、この清水の恩恵による特産物と言えるでしょう。

■一番薹、二番薹、三番薹
大崎菜の収穫は12月から始まります。まず中心の花をつける茎を取り、そのあと伸びてくる脇芽を収穫します。最初に収穫する花をつける茎を一番薹、次に収穫する脇芽を二番薹、最後に収穫する脇芽を三番薹と呼び、あとに収穫するほど苦みが少なく、甘みが強くなります。これは大崎菜が、厳寒期の寒さから細胞の凍結を防ぐため光合成によって生み出した糖とビタミンを蓄積させているからです。

■雪の中で守り続けられる名菜
大崎菜のほとんどは露地栽培ではなく、ハウス栽培で育てています。ハウスの周りには「滝谷の清水」が流れ、雪が積もっても雪を解かしてくれますが、大雪になると解けきれずハウスが潰れてしまうため、夜中にかんじきを履いてハウスの周りの雪を踏んで消すような苦労もあります。しかしそれでも、江戸時代に栽培が始められた大崎菜は、地元の農家によってその伝統と味を守り続けてきました。ぜひ皆さんも南魚沼を訪れた際は、300年前の江戸時代に想いを馳せつつ、八海山の麓で栽培される大崎菜を堪能してみてください。

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The Taste of Spring in Minamiuonuma|Osaki Spinach
https://voide.tours/en/story/osakispinach

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【雪から⽣まれた芸術品「越後上布」| 中⽥屋織物】https://voide.tours/story/nakadaya_orimono■雪国の⾃然⾵⼟と⽣活環境から⽣まれ育った⿇織物「越後上布」雪から⽣まれた芸術品と呼ばれる織物「越後上布」...
07/03/2024

【雪から⽣まれた芸術品「越後上布」| 中⽥屋織物】
https://voide.tours/story/nakadaya_orimono

■雪国の⾃然⾵⼟と⽣活環境から⽣まれ育った⿇織物「越後上布」

雪から⽣まれた芸術品と呼ばれる織物「越後上布」。その歴史は古く、奈良の正倉院に「越後の⿇布」と記録が残されていることから、約1200年前から作られていたといわれています。朝廷や将軍家への献上品として贈られた記録もあり、当時から⾼い評価を得ていました。

越後上布の原料は植物の苧⿇(ちょま)です。茎の中の繊維を取り出したものを、⽖で細く裂き、1本1本の端を撚り合わせてつなぎ、⽷作りをします。いくつもの⼯程を経て織り上げ、⼿間のかかる⼿作業は、昔の⼯程とほとんど変わることのない技術を受け継いでいます。

越後上布は通気性が良く、軽く、さらりとした着⼼地は、夏の最⾼級の⿇織物として知られています。昭和30年に国の重要無形⽂化財に技術指定され、平成21年にはユネスコ無形⽂化遺産に⽇本の染織技術としては第⼀号で登録されました。

昔から豪雪地であった南⿂沼地域。その雪の豊富な湿気は乾燥すると切れやすい⿇⽷を扱うことに適していました。半年近くも雪に閉ざされる⽣活の中で培われた⼈々の忍耐⼒と誠実さが⾃然⾵⼟と重なり越後上布は作られてきました。

■守り継がれる雪の恩恵「雪晒し」

「雪中に⽷となし、雪中に織り、雪⽔に洒ぎ、雪上に晒す。雪ありて縮あり、されば越後縮は雪と⼈と気⼒相半ばして名産の名あり、⿂沼郡の雪は縮の親といふべし。」 江戸時代の⽂⼈、鈴⽊牧之が「北越雪譜」の中で越後縮が雪国の⾃然⾵⼟に深い関わりがあることを描いたものです。

2⽉末から3⽉の天気の良い⽇に、越後上布を雪上に広げる雪晒しが⾏われます。これは、太陽と雪の⼒で布を⽩くするもので、この地域では春を告げる⾵物詩となっています。 越後上布はまさに、雪の恵みを受け、雪国の先⼈の知恵と共に現在も⾃然環境と⼀体化して作り続けられている⿇織物なのです。

■塩沢で四代続く織元「中⽥屋織物」

越後上布の技術を絹織物に取り⼊れた織物が、「塩沢紬」「本塩沢」「夏塩沢」になります。細かい⼗字絣や亀甲絣などで構成された模様の表現は、塩沢の織物の魅⼒の⼀つです。

当社では、⿇織物の「⽂化財越後上布」「古代越後上布」、絹織物の「塩沢紬」「本塩沢」「夏塩沢」を製作しており、細かい絣の模様と、⾵合いに、こだわりを持ったモノづくりに励んでおります。織りの⾵合いを⾝近に感じていただければと、少しずつ⼩物もこしらえております。

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The Textiles Born from the Snow, "Echigo Jofu"
|Nakadaya Orimono
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【1,200年続く日本三大奇祭|浦佐毘沙門堂裸押合大祭】https://voide.tours/story/nakedfestival今年は3月2日(土)開催!《越後浦佐毘沙門堂裸押合大祭》雪深い南魚沼の地に春を告げる祭り、越後浦佐毘沙門堂...
27/02/2024

【1,200年続く日本三大奇祭|浦佐毘沙門堂裸押合大祭】
https://voide.tours/story/nakedfestival

今年は3月2日(土)開催!

《越後浦佐毘沙門堂裸押合大祭》
雪深い南魚沼の地に春を告げる祭り、越後浦佐毘沙門堂裸押合大祭。古来より続く郷土の伝統ある風物詩で四季の移ろいを象徴する祭りである。

3月の第一土曜日の夜、2メートルをも超える雪の中で行われる裸押合大祭は、日本三大奇祭の一つに数えられている。

今から約1,200年前、坂上田村麻呂がこの地に御堂を建立し、守護仏の毘沙門天を祀り、村人と共に国家安穏を祈願した。あわせて五穀豊穣、家内安全、身体健康を祈り、祝宴の中で歌い踊って士気を鼓舞したことが始まりと伝えられている。

かつては年一回、正月の三日に御堂の唐戸を開き、御本尊の御簾を開帳し、行われる修正会に毘沙門天を信仰する人々が各地から大勢集まり賑わった。その多くの信者らは、誰よりも早く毘沙門天を間近で参拝しようと、もみ合い、押し合うようになり、その熱さと、年頭に除災招福を願う心から、水行をし、参前する。このことが混じり合って、次第に裸になる者が多くなったと言われている。

現在もその心は引き継がれ、上半身裸の男衆が「サンヨ、サンヨ」の掛け声とともに押し合うその姿は、勇壮かつ迫力満点である。

《浦佐多聞青年団》
昔は、村の男総出で、祭りなどの行事に奉仕するその青年の集まりは「若者連中」と呼ばれていた。この若者連中が現在の浦佐多聞青年団の始まりである。

浦佐多聞青年団は、地元出身の約120名の男たちで構成されていて、押し合いの準備や行事の運営等、全てを取り仕切っている。団長を筆頭に全団員が、大祭の大成功に向け日々精進し、一心となって活動している。この活動の目覚ましさは多くの人々から称賛され、その精神は次の世代に脈々と受け継がれている。

堂内の押し合いでは、年男や奉納者が毘沙門天になりかわり、木盃や金盃・銀盃、毘沙門天を型どった御灰像などの福物を撒き与える。掛け声の「サンヨ」はこれを意味する。

また、重さ30kg以上の大ロウソクを掲げて歩く行列や毘沙門堂内に入り押し合いを割る姿は幻想かつ勇壮であり、見る者を興奮させる。近年では市外・県外からも大勢の一般男性が押し合いに参加し、その中には外国人の姿も見受けられる。

押し合い終盤に行われる「ささらすり」は、鳥帽子をかぶり、狩衣、袴姿の年男が人馬にまたがり、毘沙門堂に入堂する。それまで押し合いをしていた男衆は、年男を中心に三重四重もの行列で輪を作り「サンヨ、サンヨ」の掛け声で、今年の五穀豊穣と幸福を願う。

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Japan's 1200-year-old Three Great Bizarre Festivals|Echigo Urasa Bishamondo & Fukouji Temple
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【雪国特有の雁木が美しい街並み|三国街道塩沢宿 牧之通り】https://voide.tours/story/bokushistreet《雪国の街づくり・牧之通り》牧之通りは、江戸時代の越後国塩沢の文人・鈴木牧之(1770-1842)にちな...
21/02/2024

【雪国特有の雁木が美しい街並み|三国街道塩沢宿 牧之通り】
https://voide.tours/story/bokushistreet

《雪国の街づくり・牧之通り》

牧之通りは、江戸時代の越後国塩沢の文人・鈴木牧之(1770-1842)にちなんでつけた名称です。雪国の風習、生活を微細に描写した『北越雪譜』は当時のベストセラーとなり、現在でも貴重な博学的文献として高く評価されています。

塩沢は日本でも有数の豪雪地であり、関東と越後を結ぶ三国街道の宿場町として、かつては賑わいを見せていました。しかし、近年商店主の高齢化や定住人口の減少、さらには郊外型店舗の隆盛によって空き店舗が増え、日本の地方に共通する活性化が課題となっていました。

そこで街路事業(道路改良)を機に、伝統的な雪国建築を生かした街並形成を目指し、建築物の外観、意匠の統一、色彩制限、さらに2メートルのセットバック空間に雁木(がんぎ)を設置することなど、独自の建築協定を設け、雪国特有の街並み、その魅力を再現しました。

ここで雁木について説明しましょう。雁木とは、家の前に出した庇(ひさし)の呼び名。雁木通りは、道路沿いの家々が庇を伸ばして冬の積雪時の道路を確保する雪国の暮らしの知恵です。江戸時代前期から整備され、かつては日本海側の諸都市で見られましたが、明治時代以降は減少しました。牧之通りにも一部残っていましたが、街路事業を機に完全に復活しました。

牧之通りは、平成二十三年度に都市景観大賞を受賞しました。特に秋冬の抜けるような広い青空、美しい山並み、緩やかな大地の起伏、街と自然が一体化して表現する空間、雁木という雪国独特の意匠は、自律の精神を内に秘めた塩沢の越後上布や塩沢紬のように、控えめでありながら揺るぎない創意によるものではないでしょうか。単に与えられたルールに従うのではなく、自立した個性の強調として街づくりを行ってきました。それが牧之通りの雰囲気を決め、それはただ単に色や意匠をそろえただけでは出てこない、雪国の育んだ街の力を思い知らせ、景観とその向こうにある人々の暮らし、文化を翻訳するものです。

具体的なイベントとしては、二月の第三土曜日から旧暦のひな祭りである四月三日まで行われる「ひな雪見かざり」、そして十月一日より十一月二十三日まで行われる「つむぎ語り」、どちらもこの地域と切っても切れない雪とのかかわりです。雪の中で飾るひな人形、越後上布の品質をより向上させる雪ざらし。それぞれの家に長い間伝わるひな人形、越後上布や塩沢紬などを展示することで、その家の持つ伝統や物語を語っています。

このイベントの主催者は牧之通りの女性たちによって結成された「射干の会」です。女性ならではの目線で力をいかんなく発揮し、牧之通りの継承・発展に大いに貢献しています。

街づくりは十年二十年でできるものではありません。完成を目指して長い時をかけて進んでいくものです。私たち牧之通りの個性的空間は表出された場を土台に、人々の立ち居振る舞い・品格をより高いレベルに押し上げる努力を積み重ねることだと思います。

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Gangi Architecture Unique to Snow Country|Bokushi Street
https://voide.tours/en/story/bokushistreet

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【南⿂沼の郷⼟料理|欅苑】https://voide.tours/story/keyakien旅に出ると、その⼟地の⾵⼟を感じる料理を⾷べたいと思うのはなぜでしょうか。新潟県南⿂沼市は、半年近く雪で覆われる⽇本有数の豪雪地帯です。この地には...
19/02/2024

【南⿂沼の郷⼟料理|欅苑】
https://voide.tours/story/keyakien

旅に出ると、その⼟地の⾵⼟を感じる料理を⾷べたいと思うのはなぜでしょうか。

新潟県南⿂沼市は、半年近く雪で覆われる⽇本有数の豪雪地帯です。

この地には、厳しい⾃然の中だからこそ、越冬のための保存⾷や発酵といった先⼈から受け継がれてきた雪国の⾷⽂化があります。

それは、降り積もる雪と四季折々に⾒せる豊かな⾃然と雪国の知恵が⼀体となって作りあげてきたものです。

欅苑は霊峰⼋海⼭の麓にあり、明治3年(1870年)に建てられた茅葺き屋根の⽥舎屋造りで歴史ある建物です。昔懐かしい雰囲気の中で雪国の郷⼟料理を堪能できます。敷地には樹齢約1,500年の⼤欅があり、店名の由来にもなっています。

当店の料理に使うお⽶も野菜も、そのほとんどが⾃家栽培した⾷材。地元南⿂沼で採れた季節の⼭菜やきのこ、天然の鮎や岩⿂などの旬な⾷材を⼿間ひまかけて昔ながらの調理⽅法で素朴な料理に仕⽴てています。

料理の素材を美味しくするには、⼀つの理由があります。それは、⼋海⼭に降り積もった雪が⼤地に染み込み、豊富な湧き⽔となって⽥や畑に流れ、お⽶や野菜を美味しく育てているからです。

そして、お⽶を炊く⽔はもちろん、料理に使う⽔もすべて⼋海⼭の伏流⽔を使っていますので、より⼀層、美味しさを引き⽴てています。

郷⼟料理を味わい、囲炉裏から聞こえてくる⼼地よい炭の⾳に⼼癒され、ゆったりと流れる時間の中で四季の恵みを感じることができます。そして、ここでしか味わうことのできない⼀膳には、それを作った⾵⼟、⽂化、⼈とのつながりが⽣まれます。

⾵光明媚な美しい⾥⼭の景⾊を⾒ながら、⾵⼟の味を季節ごとに味わえるという幸せが南⿂沼にはあると五感で感じていただきたいと思います。

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Minamiuonuma Specialty Cuisine|Keyaki-en
https://voide.tours/en/story/keyakien

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【「和合」を社是とした雪国の酒造り/ 青木酒造株式会社】https://voide.tours/story/aokishuzoなぜ南魚沼で酒造りが盛んなのか?その全ての原点は「雪国」であることから始まる。今から約300年前、1717年(享保...
17/02/2024

【「和合」を社是とした雪国の酒造り/ 青木酒造株式会社】
https://voide.tours/story/aokishuzo

なぜ南魚沼で酒造りが盛んなのか?

その全ての原点は「雪国」であることから始まる。

今から約300年前、1717年(享保2年)に雪国南魚沼のこの地で創業した歴史のある酒蔵。

初代の源左衛門が塩沢村(現在の塩沢地区)で青木姓を名乗り、屋号を平野屋として酒造りを始める。

銘柄「鶴齢」は、江戸時代の文人で、雪国の生活を全国に紹介した北越雪譜で有名な鈴木牧之が命名したものである。

「和合」を社是とし、呑み手、造り手、売り手の三方にとって、よい酒造りをこの精神で長きにわたり継承している。

現在、約4,000石(720KL)の酒を製造し、その60%は地元新潟で販売している。これは、地元の呑み手との信頼関係による、「和合」がもたらしている。呑み手の嗜好を反映させた独自の味へのこだわりと、呑み手に感動を与える酒造りに日々精進していく。

8月末から始まる、長期の酒造りは最新の酒造機器を駆使し、最適な環境の下で行い、12月以降は南魚沼の雪深い気候を活かした酒造りができる。

これは、南魚沼の雪深い冬は雑菌が繁殖しにくい理想的な環境であるとともに、長い冬の間に造る目に見えない力とその神秘な可能性を信じているからである。

現在は、地元出身の蔵人11人で酒造りを行い、人と酒造機器の技術を駆使して鶴齢をより一層旨い酒に仕上げるため、年間をとおして酒と向かい合っていく。

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The Harmony in Snow Country Sake Brewing|Aoki Shuzo
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【伝統の味、守り続けて100年 極み食材「山家漬」/今成漬物店】https://voide.tours/story/imanari_tsukemono代表商品『山家漬』について『山家(やまが)漬(づけ)』はこの土地で採れた野菜山菜を、やはり...
13/02/2024

【伝統の味、守り続けて100年 極み食材「山家漬」/今成漬物店】
https://voide.tours/story/imanari_tsukemono

代表商品『山家漬』について

『山家(やまが)漬(づけ)』はこの土地で採れた野菜山菜を、やはりこの土地で作られた銘酒『八海山』の酒粕に漬け込んだ甘口の粕漬です。『山家漬』の名付け親は新潟の文人會津八一。會津八一は西行の歌集『山家集』に因んで当店の粕漬を『山家漬』と命名して下さいました。私どもはこの命名の年を創業年として、現在までの百年以上、変わらぬ味と製法を守っております。

日本有数の豪雪地帯ですから、漬物は大切な冬の保存食として生活の中に根付いています。長期間漬ける漬物は、発酵という過程を経て、野菜をそのまま食べる以上の栄養価と美味しさの付加価値を得られる魅力的な保存食です。

旅をしていると忘れられない景色に出会います。何年経ってもふとした時に脳裏に蘇る美しい景色の記憶は旅の宝です。

よく私どもの『山家漬』を、「忘れられない味」と表現していただくことがございます。『山家漬』の味そのものを忘れられない味と言って下さる方も多いのですが、昔どこかで食べた思い出の味と同じだった、というものや、お母さんの作ってくれた粕漬の味とそっくりだった、など、心のどこかでずーっと探していたもう一度食べたい懐かしい味。そんな味が『山家漬』の中に含まれているようなのです。『山家漬』を作る私どもにもはっきりとした理由はわかりません。が、じっくりと時間をかけて熟成させるための木桶や、古い蔵の中に、遠い記憶を呼び覚ますような味に仕上げてくれる何かがいて、静かに手伝ってくれているように感じます。

よく美味しさの秘密を聞かれますが、特別なことは何もしていませんとお答えします。地元で採れた野菜を地元の酒粕に漬けるだけです。毎年味が違います。ひと桶ひと桶味が違います。桶の上下でも味が違います。野菜一つ一つで味が違います。既製品のレトルトカレーのようにいつも同じ味にはなりません。曲がったきゅうりも漬けますし、瓜の大きさも様々です。台風がくれば傷ついたナスも混ざります。悪天候で収穫が少ないからと言って、輸入品を漬ける事はしません。

美味しさは「点」ではなく、少しだけ幅があって、その幅の中に納まるように職人さんたちが仕上げていきます。そこでは経験が生かされます。当店では通常3回漬け込み作業を行いますが、最終的に味が美味しさの幅の中にない時には、4回目の漬け込みを行います。ですから、失敗はありません。時間をかければ美味しくなります。

この時間は都会では無駄とされてしまいますが、この土地ではじっくり待つことのできる豊かな時間があるのです。

この土地を旅する方には、ぜひ、この土地でないと味わえない味、景色、時間を旅の中で感じていただけたらうれしいです。雪国への旅の記憶は、決して派手ではありませんが、ふとした時に蘇る、忘れられない思い出となるはずです。

『山家漬』を旅の思い出に持ち帰っていただき、ご自宅でもゆったりと流れる雪国の時間をもう一度味わっていただきたいと思います。

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The Unforgettable Flavor"Yamaga-zuke"|Imanari Tsukemono
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【「和合」を社是とした雪国の酒造り/青木酒造株式会社】https://voide.tours/story/aokishuzo なぜ南魚沼で酒造りが盛んなのか? その全ての原点は「雪国」であることから始まる。 今から約300年前、1717年(...
15/01/2024

【「和合」を社是とした雪国の酒造り/青木酒造株式会社】
https://voide.tours/story/aokishuzo
 
なぜ南魚沼で酒造りが盛んなのか?
 
その全ての原点は「雪国」であることから始まる。
 
今から約300年前、1717年(享保2年)に雪国南魚沼のこの地で創業した歴史のある酒蔵。
 
初代の源左衛門が塩沢村(現在の塩沢地区)で青木姓を名乗り、屋号を平野屋として酒造りを始める。
 
銘柄「鶴齢」は、江戸時代の文人で、雪国の生活を全国に紹介した北越雪譜で有名な鈴木牧之が命名したものである。
 
「和合」を社是とし、呑み手、造り手、売り手の三方にとって、よい酒造りをこの精神で長きにわたり継承している。
 
現在、約4,000石(720KL)の酒を製造し、その60%は地元新潟で販売している。これは、地元の呑み手との信頼関係による、「和合」がもたらしている。呑み手の嗜好を反映させた独自の味へのこだわりと、呑み手に感動を与える酒造りに日々精進していく。
 
8月末から始まる、長期の酒造りは最新の酒造機器を駆使し、最適な環境の下で行い、12月以降は南魚沼の雪深い気候を活かした酒造りができる。
 
これは、南魚沼の雪深い冬は雑菌が繁殖しにくい理想的な環境であるとともに、長い冬の間に造る目に見えない力とその神秘な可能性を信じているからである。
 
現在は、地元出身の蔵人11人で酒造りを行い、人と酒造機器の技術を駆使して鶴齢をより一層旨い酒に仕上げるため、年間をとおして酒と向かい合っていく。
 

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🇺🇸The Harmony in Snow Country Sake Brewing/Aoki Shuzo
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【「雪に活きる」地域と共に歩んだスキー観光/南魚沼の民宿】https://voide.tours/story/lifeinsnowいまやスキー観光地として全国に広く知られるようになったこの地域に、人が訪れるようになった契機は昭和6年(193...
12/01/2024

【「雪に活きる」地域と共に歩んだスキー観光/南魚沼の民宿】
https://voide.tours/story/lifeinsnow

いまやスキー観光地として全国に広く知られるようになったこの地域に、人が訪れるようになった契機は昭和6年(1931年)のこと。上越線が全線開通して石打駅には関東方面から湯治客が来て、次第に賑わうようになりました。

昭和10年頃の石打駅前には大熊屋(おおくまや)・旭館(あさひかん)・高半(たかはん)支店(してん)、関(せき)の宿場には油屋(あぶらや)、問屋(とんや)などの旅館が、上野(うわの)・上村(うわむら)にも湯治宿がありました。

農業を主な産業としていた当時の石打地区は、山と山に挟まれた平地が少ない土地柄のため耕作面積が少なく、農業で生計を立てることは困難でした。

そのことから一年のうち半分近くも出稼ぎに出て、親子・夫婦が分かれて暮らし、正月の餅つきの人手も欠くほど極限的な生活環境にありました。

しかし戦後になると、スキーが進駐軍や都会の上流階級の遊びになり、岩原(いわっぱら)や布場(ぬのば)スキー場にスキー客が来るようになりました。

昭和24年(1949年)湯沢開催のスキーインターカレッジが雪不足で石打で開かれ、これを機に石打にもスキー場開設の動きが始まりました。

まだ東京は復興半ばであり食糧難も続いていたため、彼らはスキーと食糧を求めて石打を訪れてきました。

都会は食糧難の時代であったものの「田舎では米や野菜を作っていたし、ほとんどの家で牛も飼っている。鶏の卵もあったので、これを利用してスキー客を泊めたらどうだろう」という話から、農家の副業、現金収入の場としてスキー観光が取り入れられ民宿が始まりました。

民宿の“おもてなし”は本当に心からのもので、人を大事にするマンツーマンのサービスでした。石打駅までそりを引いてお客様を迎えに行って荷物を積んで家まで来てもらい、お客様の湯加減を聞きながらお風呂のお湯を湧かし、その家で一番いいものを振る舞いました。

その源には、自分たちが育てた一番おいしい米・野菜をお客様に提供したいという心があります。

民宿を経営する農家は自分の作った米に誇りを持っていました。なぜなら田植えから精米まで、全て自分でやっていたからです。「これが私の作った米です」と自信をもってお客様に提供していました。

戦後は食糧難だったため県は多収米を推奨しましたが、県の技師たちは量より質の時代を見据えて良質米に取り組みました。それが、かの有名なコシヒカリです。

同じ南魚沼、石打の中でもより美味しいコシヒカリを作ろうという競争がありました。実際に石打を訪れた人たちが民宿でコシヒカリを食べて、口コミで拡散し、そのブランド名は爆発的な勢いで広まっていきました。

スキー観光と米、農業の副業として始めた民宿がうまくマッチングしたので、いまの日本有数のスキー観光地や南魚沼産コシヒカリがあると言っても過言ではないでしょう。

現在、この地域には200軒を超える個性豊かな民宿があります。南魚沼の「自然」「コシヒカリ」「温泉」「スキー」「人」「食」は五感で楽しませ、旅をより豊かなものにしてくれることでしょう。そして、地域と共に歩み続けた物語を知り、ここでしか味わうことのできない出会いが待っています。

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Life in the Snow: Ski Tourism|Minamiuonuma Lodging Area
https://voide.tours/en/story/lifeinsnow

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【地域をつなぐ伝統/ 卯年祭り】https://voide.tours/story/yearofthe_rabbitcelebration12年に一度、卯年に行われる人々の祈りが込められた祭り、卯年祭り。正式名称を「卯年式年御幸渡御大祭」と...
26/12/2023

【地域をつなぐ伝統/ 卯年祭り】
https://voide.tours/story/yearofthe_rabbitcelebration

12年に一度、卯年に行われる人々の祈りが込められた祭り、卯年祭り。正式名称を「卯年式年御幸渡御大祭」と言い、「御神廻」「大廻り」または「卯年祭り」などと称されています。南魚沼市塩沢地域の中之島地区、上田地区の全域と石打地区の一部に江戸時代から伝わるお祭りです。

祭りの起源はさまざまありますが、卯年には凶作や疫病、災害など、地域の人々が苦しむことが多くあったため、豊作と厄払いを願って行われてきたと伝わっています。

 享保7年(1722年)に魚野川が氾濫し、その災害除けとして、翌年の享保8年(1723年)に大がかりな御神廻が始まったとされています。その後は卯年でない年にも行っており、約100年続きましたが、文政7年(1824年)を最後に中断しました。それから時が経ち、慶応3年(1867年)卯年に復活し、以来、舞子大山組では吉凶に関わらず卯年に挙行することが取り決められました。

舞子大山組は、舞子、万条、大原、五丁歩、姥島、論丸、坪池、五郎丸、中子、徳田の10か村からなり、合同で祭りを行っています。

舞子大山組における御神廻は、神恩に感謝し、人々の幸せと五穀豊穣、無病息災を祈って御祭神を遷した御神輿が鈴木家御仮舎から出立し、石上神社を御旅所として舞子大山組10か村を巡行した後、御神山の大神宮へ遷宮するものです。この行列に先行して、50人からの勇壮な大神楽が現れ、道中の清祓いを行います。行列は御神輿を中心に約400人が列をなし、全長は300メートル余りにわたります。先頭には大幟、その後には吹き流し、大榊、五面、稚児行列、神事を執り行う巫女、山太夫、神官、宮司、御幣が御祭神を遷した御神輿を先導します。御神輿の後ろからは大山組10か村それぞれの屋台が続き、笛太鼓のにぎやかなお囃子を奏でながら巡行します。この行列は1日をかけて、村々をまわります。祭りの最後、御神山を各村の屋台が勢いよく駆け上がる姿は、迫力満点です。

村々の融和と親睦を基調として、地域の人々が引き継いできたこの大祭が、今後も伝統ある行事として末永く継承されることを望みます。

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🇺🇸A Tradition Tying the Community Together|The Year of the Rabbit Celebration
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住所

六日町
Minamiuonuma-shi, Niigata

電話番号

+81257736665

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