15/11/2024
【川崎のシルクロード添乗報告⑩】:敦煌~ウルムチ
「ガイドの話しでは「48時間以内に大寒波が敦煌に来ると天気ニュースがあった」とのこと。。今日もかなりの移動するので、早めに出発しました。
朝見た当日の天気予報は0〜15℃。天気は曇天。観光は午前中前半なので寒さが心配です。
まだ眠気を引きずったまま玉門関到着。私たちが1番客のようでした。朝一番に到着した玉門関には冷たい風が吹いていて、ただでさえ下がった気温に、追い討ちをかけます。漢詩でも「春光わたらず玉門関」、春の光さえ届かない厳寒の地とうたわれた玉門関をまさに体感しました。
続いて、漢代の長城跡を見学。すでに最西端の長城・嘉峪関を見てきたのに、そこより西に何故? その理由は、時代が違うのでした。明代は、嘉峪関以西はウイグルの支配下で、漢民族国家の力は及ばす、嘉峪関が西の端と見なされていましたが、武帝が河西四郡をおいた漢代は、敦煌以西までその力を伸ばしており、「作り」は劣るものの、トルファン付近まで長城は続いていたそうです。
2箇所の観光を終え、涅槃像のような山並みや鳴沙山からつづく砂丘を遠くにみながら、高速鉄道に乗るべく砂漠の中を北上。
今日は、あったまるメニューが喜ばれるようになりました。
北山山脈が近づいてくると、タマリスクの紅葉が車窓から眺められたり、黒山と呼ばれる北山山脈の一端が望めました。
柳園南駅から快適高速鉄道でウルムチまで。今はもうなくなってしまった車内販売がありがたい。ビールやおつまみも売ってましたが、弁当系のものは残念ながら売り切れてました。飛行機内のように外国の化粧品を熱心に販売している青年乗務員がいて、そのまじめさ、熱心さにほだされてか、結構売れてました。
夜ウルムチについてからウイグル料理をたべて就寝。長い一日が終わりました。」
鉄道移動も快適なようですね!旅もいよいよ最終目的地ウルムチです!
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