山旅女子Ramriラムリ倶楽部@アルパインツアー

山旅女子Ramriラムリ倶楽部@アルパインツアー アルパインツアーがプロデュースする、女性のための『山旅Rami倶楽部』です。

新年あけましておめでとうございます。本年が希望に満ちた素晴らしい年でありますようお祈り申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。(写真は白山から見た朝陽です)
01/01/2025

新年あけましておめでとうございます。
本年が希望に満ちた素晴らしい年でありますよう
お祈り申し上げます。
本年もよろしくお願いいたします。

(写真は白山から見た朝陽です)

寒い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?今年は1月1日に能登半島地震で、多くの方々が被災されるという心が裂かれるようなことがありました。能登半島地震で被害を受けられた皆様はまだまだ苦しい日々を過ごされていると思いますが一日も...
26/12/2024

寒い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今年は1月1日に能登半島地震で、多くの方々が被災されるという心が裂かれるようなことがありました。能登半島地震で被害を受けられた皆様はまだまだ苦しい日々を過ごされていると思いますが一日も早く平穏な生活に戻られるように心より願っております。
また、夏には中島健郎さんや平出和也さんがK2の西壁の未踏峰ルートで遭難されたという悲しいニュースも飛び込んでまいりました。
本当につらいことが多い年でしたが、来年は皆さまにとって、幸多い一年で平穏な年になりますよう心よりお祈り申し上げます。

今年も山旅Ramri俱楽部を応援いただき、心より感謝申し上げます。

(写真は山梨県の竜ヶ岳からの富士山です)

皆さまこんにちは、山旅Ramri倶楽部の森中です。今回は香港ハイキングについてもう少し掘り下げてみます。世界屈指の経済力を誇る大都市・香港には、意外にも豊かな自然があります。97年に中国へ返還されるまでの英国統治時代に、マクリホーストレイル...
16/12/2024

皆さまこんにちは、山旅Ramri倶楽部の森中です。今回は香港ハイキングについてもう少し掘り下げてみます。

世界屈指の経済力を誇る大都市・香港には、意外にも豊かな自然があります。97年に中国へ返還されるまでの英国統治時代に、マクリホーストレイル(100km)、以降ランタオ(70km)、ホンコン(50km)、ウィルソン(78km)の香港4大トレイルが整備されました。

どのコースもいくつかのセクションに分かれていて、500m毎に標識が整備され快適に歩けます。ただ、セクションが切り替わる地点に簡単に行けない場所も多くあります。初めて行ったときは、オバちゃんに頼み込んで漁船に乗せてもらったり、ミニバスでお釣りがもらえず高い運賃を支払ったり、下山後、最寄り駅まで2時間くらい歩いてヘトヘトになったことも…。ツアーなら美味しいとこ取りで歩けて不便を感じることはないでしょうが…笑!

今回はホンコントレイルの第8セクションを歩きました。ドラゴンズバックという香港で一番人気のコースです。辰年だから今年は絶対歩くと決めていました。半島の真ん中に立ち上がった山々が竜の背のようにうねうねと続き、海に浮かぶ多島美の景観が魅力です。

昔と違って、今はバスも船もネットで簡単に調べられるため、労なくトレイルヘッドに。香港島奥の南Y島が見えるバス停を後に、さわやかな海風をあびながらハイキングを満喫しました。秋の香港の山を代表する「大頭茶」という茶樹の仲間の白い花が咲いていました。

下山後は茶具文物館に併設された茶館でティータイム。小さな漁村だった香港を歴史の表舞台に押し出したアヘン戦争はイギリスの茶文化に端を発します。イギリスに割譲され、その後の人口増加による水不足を解消するために緑地計画が実施され、今の緑豊かな香港があります。歴史に翻弄され続ける香港を感じながら、ゆっくりお茶を楽しみ、夕方近くに100万ドルの夜景を見に、人であふれかえるパワフルなビクトリアピークへ移動しました。

写真①稜線から大譚港と紅山半島 ②この稜線の最高地点、シェクオーピークを望む ③半島の東側はもう太平洋 ④大頭茶の木、お茶(ツバキ科)の花に似る おそらく香港ではお茶は作られていないと思うが、歴史を見るとお茶は香港の重要なキーワード ⑤知人は台湾茶を、私は福建省武夷山の半発酵茶を飲む ⑥お土産は鴛鴦茶 ユンヨンチャと読む。紅茶とコーヒーが混ざったもの。香港名物。鴛鴦はオシドリのことで、雄雌つがいで行動するところから、二つが一つになったものをこう呼ぶらしい。コーヒーも紅茶も薬膳の観点からは身体を温める飲み物。世界一の長寿とも言われる「医食同源」の香港らしい飲み物です。

皆さまこんにちは、山旅Ramri倶楽部の森中です。久しぶりに香港へ行ってきました。今回は完全プライベート! ハイキング、中国茶、観光、夜景、飲茶、友人との再会、マッサージ、楽しみにしていたことはほぼ消化し、お天気にも恵まれた大満足の旅でした...
05/12/2024

皆さまこんにちは、山旅Ramri倶楽部の森中です。

久しぶりに香港へ行ってきました。今回は完全プライベート! ハイキング、中国茶、観光、夜景、飲茶、友人との再会、マッサージ、楽しみにしていたことはほぼ消化し、お天気にも恵まれた大満足の旅でした。

中2の時、旅の経由地で5時間の観光したのが初香港、いや、初海外の地でした。…が、ガラスの破片が刺さる塀に囲まれた邸宅を見て、恐怖心しか残らず…。英国人のお家だったのかな?と、歴史的背景を知る今なら冷静に理解できるのですが…。

2000年頃、業界の勉強会で香港にも山があると知り、すぐ視察に飛びました。機窓から見た香港は緑豊かで、日帰りに良さげな山が意外に多いのです。東京の半分ほどの面積しかなく、その約60%が山地なのだとか。200以上の島で構成され、ネオンきらめく大都会なんてほんの一部。20年の歳月を経て、私の中の「恐怖の香港」は霧消となりました。

バスを降りると白い砂浜が目前に飛び込んできたり、トレイルを野良牛が歩いていたり、バナナやパパイヤの木がハイキング途中にあったり…。とっぷり汗をかく登山もロッククライミングも、全部日帰りで経験できちゃうのです。郊外に行けば英語なんて全然通じません!異国情緒ハンパなし!

ホテルを起点に昼はハイキング、夜は海鮮にエステにショッピング、と短期間でも朝から晩まで手軽に旅を満喫できます。なので香港大好きです!

もちろん政治的な心配がないわけではなく、危険予知能力は常備しつつも、実際には何のトラブルもなく、良い旅となりました。

写真①スターフェリーで中環へ、その後、さらに船で南Y(ラマ)島へ。
②今なお英国人が多く住んでいて、どこかエキゾチックな雰囲気が魅力。
③白い砂浜や、美しい海を見ながらのファミリートレイルで心も身体もリラックス。
④ハイキング途中のパパイヤの木。街路樹的な? 先日、家で育てた青パパイヤを花トモがくれました。関西では温度が足りず熟さないそうです。青パパイヤのパパイン酵素は薬効成分が豊富で消化機能アップ、免疫力向上、アンチエイジングなど様々な効果がネットで散見されます。私は糠漬けにしましたが、なるほど、消化機能めちゃくちゃアップされてます!
⑤反対側の港近くには、天后廟という、海の神さまを祀る建物があります。いつも供物や花が飾られ、島民から大切にされている様子がうかがえます。
⑥背後の菱角山は簡単に登れるので歩き足りない方はぜひ!(2016年撮影)
⑦港の海鮮料理店でハイキングの仕上げ! 貝類には身体の余分な熱を取って潤す力があるとされています。またエビ類は血行を良くする働きがあるので、ザックで締め付けた肩凝りに良さげです。

皆さま、こんにちは。山旅Ramri倶楽部の河岡です。先日の連休に奈良県南部の大峰山系の観音峯(1,347m)と稲村ケ岳(1,726m)に山旅Ramri俱楽部の森中と、1泊2日で行ってまいりました。紅葉がはじまりかけていて、快適な登山を楽しめ...
09/11/2024

皆さま、こんにちは。山旅Ramri倶楽部の河岡です。
先日の連休に奈良県南部の大峰山系の観音峯(1,347m)と稲村ケ岳(1,726m)に山旅Ramri俱楽部の森中と、1泊2日で行ってまいりました。紅葉がはじまりかけていて、快適な登山を楽しめました。洞川(どろがわ)温泉の宿の方に聞いたところ、今年は暑さのせいで紅葉が遅れていて、本格的に紅葉が楽しめるのは11月下旬になるのではないかということでした。それでも頂上付近は紅葉している木もあり、紅葉も楽しめる楽しい登山でした。
大峰山(山上ケ岳)は女人禁制で修行の山として有名ですが、稲村ケ岳は「女人大峰」と呼ばれ、老若男女が楽しめる山です。春にはしゃくなげやイワカガミが見られ、花の百名山としてお花好きの方にも人気のある山です。
稲村ケ岳へのルート途中から登山道が伸びる大日山は岩場連続で、鎖場やはしごを登る場面ばかりでしたが、その他はほぼ歩きやすい道でした。森中は最近お気に入りのブータンの歌を歌いながらご機嫌に歩を進めていました。観音峯も稲村ケ岳の方も最近熊が出没したらしく熊注意の看板がかかっておりましたので、森中の歌はクマよけに良かったです(笑)
皆様も秋の紅葉ハイク、怪我のないようお楽しみくださいね。

皆さま、こんにちは。山旅Ramri倶楽部の河岡です。ここ数日暑い日が続いていましたが、今日は気温が下がるという予報だったので、思い立って六甲山に出かけてきました。今日は、阪急芦屋川駅から高座の滝を経て七曲りを登り、六甲最高峰(931m)へ向...
21/10/2024

皆さま、こんにちは。山旅Ramri倶楽部の河岡です。
ここ数日暑い日が続いていましたが、今日は気温が下がるという予報だったので、思い立って六甲山に出かけてきました。今日は、阪急芦屋川駅から高座の滝を経て七曲りを登り、六甲最高峰(931m)へ向かいました。有馬は混んでいるだろうな~と思い、下山は最高峰から、七曲りを下り、土樋割峠から東おたふく山登山口まで下山し、阪急バスでJR芦屋駅までおりてきました。お一人で登っている人や、家族、グループで登っていらっしゃる方など、山道は賑わっていました。
今日の六甲山最高峰は風が吹き荒れ、飲みかけのペットボトルのお茶が倒れてしまうくらいでした。一軒茶屋までは暑くて、茶屋の氷のポスターが魅力的だったのですが、最高峰ですっかり体も冷えてしまいました。この季節は、1000m近い標高以上の山にお出かけになられる方は必ず防寒具をお持ちくださいね。100m標高が上がるごとに気温は、0,6℃下がると言われています。そして今日のような強い風が吹くと、いっぺんに体温が奪われてしまします。今日も防寒具をお持ちでない方は、「寒い、寒い、山をなめてた」とそそくさと下山されていました。
この季節、快適に山を楽しむためにも、防寒着の1着はリュックに入れておきたいですね。

アメリカの探検家のハイラム・ビンガム3世が1911年に発見したペルーのマチュピチュ遺跡は、発見以来、歴史学者や観光客を惹きつけてやみません。精巧な石造りの建造物は紙切れ一枚通さないと言われております。インカ帝国時代、なぜこの山奥にどうやって...
03/10/2024

アメリカの探検家のハイラム・ビンガム3世が1911年に発見したペルーのマチュピチュ遺跡は、発見以来、歴史学者や観光客を惹きつけてやみません。精巧な石造りの建造物は紙切れ一枚通さないと言われております。インカ帝国時代、なぜこの山奥にどうやってこの精巧な建造物が作られたのか?そして、ハイラム・ビンガムが発見するまで、忘れさられていたのはなぜなのか?今でも謎が多くベールに包まれた神秘的な遺跡なのです。標高約2,400mから眺めるマチュピチュ遺跡は、空中都市と呼ばれるにふさわしい町の造りを今に残し圧巻の眺めです。また、インカ帝国クスコ周辺には、「太陽の神殿」と呼ばれる建造物の跡が残る壮大なオリャンタイタンボ遺跡や円形状の段々畑の遺跡、モライ遺跡など見どころがたくさんあります。歴史に興味のある方は、魅力的な場所なので、ぜひ一度訪れてみてください。
また、アルパインツアーで来年3月に「マチュピチュ遺跡とウユニ塩湖」を訪問する「マチュピチュ遺跡&ウユニ塩湖絶景探訪の旅12日間」が発表されました。
ウユニ塩湖はメディアでも頻繁に取り上げられているので、ご存知な方も多いと思いますが、ボリビア南西部にある世界最大の広さをもつ塩湖です。12月から4月の雨季には雨が湖面に張り、空の風景が湖面に映し出されて「天空の鏡」となり、天か地かわからない幻想的な風景が現れます。トリッキーな写真でも有名ですね!上記のツアーでは塩で作られたユニークな「塩のホテル」にも宿泊いたしますので、天候が良ければ、昼間の青い景色から夕方にかけて刻刻とオレンジやピンク色、赤、紫と変化する空の色、夜は満点の星空を足元にも映し出され、まるで宇宙に迷い込んだかのような幻想的な風景を楽しむことができるかと思います。
この機会にぜひ憧れの絶景に足を延ばしていただければと思います。

皆さまこんにちは、山旅Ramri倶楽部の森中です。例年9月中~下旬、六甲山(兵庫県)をハイキングしていると、旅する蝶々「アサギマダラ」に出会います。日本唯一の渡り蝶で、越冬のため台湾辺りまで飛んでいく旅の途中だそうです。その距離なんと200...
12/09/2024

皆さまこんにちは、山旅Ramri倶楽部の森中です。

例年9月中~下旬、六甲山(兵庫県)をハイキングしていると、旅する蝶々「アサギマダラ」に出会います。日本唯一の渡り蝶で、越冬のため台湾辺りまで飛んでいく旅の途中だそうです。その距離なんと2000㎞超え!!小さな体に備えたそのエネルギー、羨ましい限り!!

アサギマダラは「フジバカマ」の蜜を好みます。万葉の頃から日本人に親しまれ、秋の七草の1つとしても有名な植物です。薄い藤色で、花の形が袴に似ていることから命名されたとのこと。

平安時代の女性はフジバカマを乾燥させ、防虫や芳香のために洗髪料や香袋に利用していたそう。漢方では生薬名を「蘭草」といい、むくみを取る利尿剤や肩こり・冷え症などに効く入浴剤に加工されます。

残念ながら「準絶滅危惧種」として環境省レッドリストに掲載されていますが、六甲山中にはフジバカマを育てているお寺や植物園があり、それを目当てにアサギマダラが飛来してくるのです。フジバカマが咲き、アサギマダラがやってくると秋山シーズンとなります。

写真の1枚目は8月終わりに霧ケ峰のハイキング中に撮った写真で、アサギマダラがフジバカマにとまっています。植物のアルカロイド系の毒素を体に溜め込むことで外敵から身を守っているのだとか。そのせいか人が近づいても逃げず、優雅に飛んでいます。

2枚目は霧ケ峰最高峰の車山。山頂には車山神社があり、諏訪大社の御柱祭で有名な「御柱」が建てられています。ここでも7年に一度、車山御柱祭という小宮祭が行われ、切り出した柱を山頂へ引き上げる「天空の御柱」が有名です。

3枚目…霧ケ峰にある八島湿原。9月末には秋の花や草紅葉が美しく、車山と合わせた日帰りハイキングがおススメです。

4枚目…霧ケ峰の北西にある鷲ヶ峰ハイキングの様子。晴れれば、富士山をはじめ南北アルプス、八ヶ岳などが見渡せる好展望地です。

5枚目…霧ケ峰にあるいくつかのヒュッテを起点に、車山、八島湿原、鷲ヶ峰とつなげるハイキングはいかが?秋の夜長に写仏やお月見など文化的山歩きもステキですね。

6枚目…六甲山中の天上寺でアサギマダラの群れに出会いました。まさに蝶の楽園です。

山旅Ramri俱楽部の河岡です。今日はパタゴニアをご紹介いたします。パタゴニアは南アメリカ大陸の南端に位置し、南緯40度以南のチリとアルゼンチンにまたがる広大な地域です。パタゴニアという地名は大航海時代の探検家 フェルディナンド・マゼランが...
29/08/2024

山旅Ramri俱楽部の河岡です。今日はパタゴニアをご紹介いたします。
パタゴニアは南アメリカ大陸の南端に位置し、南緯40度以南のチリとアルゼンチンにまたがる広大な地域です。パタゴニアという地名は大航海時代の探検家 フェルディナンド・マゼランが原住民の足を見て大きな足の人(PATAGON族)が住むところと言ったことが由来とされています。
地の果てとも称されるパタゴニアですが、わたしも茶色の乾燥した大地をひたすら車で走ったときは、本当にその言葉を実感しました。ただ、何にもない大地には桁違いの自然景観が隠れていたのです。そのなかでもトーレス・デル・パイネ国立公園とフィッツロイ山群のあるロス・グラシアレス国立公園は天を切り裂くかのような大岩壁がそそり立ち、大迫力の山岳景観に胸が震えました。 
“パイネ・グランデ”、“クエルノ・デル・パイネ(パイネの角)”の岩峰の迫力、また往復約7時間のトレッキングでガレ場の急斜面を登りトーレス・デル・パイネ(パイネタワー)を正面に見上げたときの迫力!ここまで歩いてきたものしか目にできない迫力の岩壁が目の前にあります。
また、カラファテ拠点のペリノ・モレノ氷河ではクルーズで、約60mもの高さを誇る氷河を見学します。氷河の崩落では大きな波しぶきが上がる様子も見ることができるかもしれません。
フィッツロイでは、ホテル泊やテント泊をして大岩壁を楽しむのですが、トーレ湖の湖面に映るセロ・トーレはその景色が絵画のように美しく自然が生み出した芸術のように感じ、時間を忘れて見とれてしまいます。
パタゴニアは地球の裏側で距離的には遠く感じられる方もいらっしゃるかと思いますが、訪れる価値は大いにあると思います。ぜひ、お越しください!

皆さま、こんにちは。山旅Ramri倶楽部の河岡です。パリオリンピックが開催していますが、アスリートの方々の姿に感動を覚えます。さて、ニュージーランドでは夏が過ぎると本格的なトレッキングシーズンを迎えます。南半球にあるニュージーランドは、日本...
06/08/2024

皆さま、こんにちは。山旅Ramri倶楽部の河岡です。
パリオリンピックが開催していますが、アスリートの方々の姿に感動を覚えます。
さて、ニュージーランドでは夏が過ぎると本格的なトレッキングシーズンを迎えます。
南半球にあるニュージーランドは、日本と季節が真逆で10月頃から春がはじまり、12月はトレッキングに最適な夏を迎えます。ニュージーランドの国土は日本の75%ほどの小さな島国ですが、恐竜地時代から続く太古の森や、息をのむような迫力のフィヨルド、壮大な山々と氷河、清らかな川、ミルキーブルーの美しい氷河湖や迫力の火山地帯など変化に富んだ自然が広がります。苔むした緑あふれるトレイルを清々しい空気を胸いっぱいに吸いこみながら歩いた次の日は氷河に覆われた山岳地帯の景色を楽しむことができるのです!自然が好きでコンパクトな日程で様々な自然を体験したいと思われる方にはドンピシャな国なのです。
アルパインツアーでは、世界中のトレッカーが憧れる54kmを山小屋に3泊して歩くミルフォードトラックと氷河に覆われたマウントクックのハイキングを組み合わせた11日間のコースをはじめ今シーズンも皆様のご要望にお応えしニュージーランドの山旅をご用意いたしました。ご興味をお持ちの方は、入山人数制限を設けられているコースも多いので、お早目にご参加をご検討ください。
https://www.alpine-tour.com/tourinfo/index_area.php?st=1&code=11

皆さまこんにちは、山旅Ramri倶楽部の森中です。スイスから戻りました。仕事では何度も出かけていますが、今回はプライベート。昨年お正月から1週間に一度、1年間勉強会をして温めてきた「スイスイスイス」のメンバーで、王道中の王道、グリンデルワル...
20/07/2024

皆さまこんにちは、山旅Ramri倶楽部の森中です。

スイスから戻りました。仕事では何度も出かけていますが、今回はプライベート。昨年お正月から1週間に一度、1年間勉強会をして温めてきた「スイスイスイス」のメンバーで、王道中の王道、グリンデルワルドとツェルマットを中心にハイキングを楽しんできました。

今年、スイスは水害に見舞われ、超メジャーなクライネシャイデックからメンリッヒェンへのハイキング道は封鎖されたまんまだし、ツェルマットへ入る山岳鉄道(一般でいう氷河特急のルートの一部)も線路が数カ所寸断され、代替バスでの運行でした。自然の脅威を感じつつも、ハイキング初日から文句なしの快晴で、展望もお花たちも存分に楽しめました。

アルパインツアーのスイスハイキングのコンセプトにならって、町だけではなく山上ホテルや山小屋などでも宿泊する贅沢コースを組みました。山上では夕方になると昼間の喧騒はうそのように静まり、宿泊者だけの世界になります。日没日の出のダイナミックな景色の変化や、月明かりの中の満天のキラキラ星シャワーも浴びて、最高の贅沢が楽しめます。初めてのスイスなら、山上に泊まれるツアーがお勧めです!

さて今回、取り上げる野草は「りんどう(竜胆)」です。リンドウは、エーデルワイス、アルペンローゼと並ぶアルプス三大名花のひとつ。深い紫から鮮やかな青いもの、黄花もあります。茎の頂点に咲くものから、段々と層状に咲くものまで色形は様々ですが、青い空に呼応してパッと私たちの目を惹きます。

リンドウは西洋でも東洋でも薬草として知られ、苦み成分が胃薬などに配合されることが多いようです。熊胆(くまのい)よりまだ苦いから竜胆と命名されたとの記載もあり、日本でも白いトウヤクリンドウの説明を受けるときは大体「苦い」というフレーズが出てきます。

リキュールなどのお酒に使ったり、茎を乾燥させて、時計の部品の研磨に使う地域もスイスにはあるそうで、調べるほどに興味深い植物です。人の生活の比較的近くで生育していることが伺えます。今年は辰年、竜胆の年!スイスで辰活が出来て満足満足。

そういえば、今回の最後の宿泊は古都ルツェルンでした。朝のお散歩で湖越しに見えた立派なお山は「ピラトゥス山」。竜が住むという伝説があり、この山のシンボルマークはドラゴンです。こちらもハイキングに良いコースがあります。旅のプランニングの参考になさってくださいませ。

皆さまこんにちは、山旅Ramri倶楽部の森中です。二十四節気をさらに細分化した七十二候で、7月1日は「半夏生(はんげ、しょうず)」、つまり半夏という植物が出てきますよって一日です。関西ではこの日、タコを食べる習慣があり、私もこれを書き終えた...
02/07/2024

皆さまこんにちは、山旅Ramri倶楽部の森中です。

二十四節気をさらに細分化した七十二候で、7月1日は「半夏生(はんげ、しょうず)」、つまり半夏という植物が出てきますよって一日です。関西ではこの日、タコを食べる習慣があり、私もこれを書き終えたらタコ焼きを買いに行きます笑!

半夏生が生えてきたら、畑や田植え仕事を終える合図で、この先5日間は毒が降る、雨が降る(半夏水)、お化けが出る、といろんなお話が伝えられています。たぶん、その日までに頑張ってやってしまおう!って目安なのでしょうね。

ところでハンゲショウと言われる植物は2種類あるんです。
1つは葉っぱが半分だけ白塗りの(半化粧)ドクダミ科の植物。日本では数が減少し、東京などは絶滅危惧種に指定されています。ん~、野良仕事の合図にしては数が少ない???

もう1つのハンゲショウは、サトイモ科の「カラスビシャク」という植物。野原に多く生え「百姓泣かせ」という別名もある繁殖力で、この時期に目立ち始めます。カラスビシャクは「半夏」という生薬に加工され、吐き気や咳止めの漢方薬として調合される重要な植物です。ストレスが原因の喉の詰まりなどに処方される「半夏厚朴湯」は「カラスビシャクの根」と「ホオノキの樹皮」が主成分。

なんでも、この根を売って小遣い稼ぎをしたことから「ヘソクリ」という別名もあるそう! 私は何故かフィールドで一度も出会えておらず、見かねた花トモが雑草よ~!と鉢植えにしてくれました。おぉ、さすがサトイモ科!水芭蕉の様なお姿。これはお化けに見えるかも?友よ、ありがとう~。これで小遣い稼ぎができる~~笑!

最後に山で見つけた半夏生の話をします。
数年前の今日、奈良大阪の境にある二上山に行きました。当麻寺の方から、岩がちなちょっと難しいルートを大汗かきながら登りました。当麻寺は役行者さんが最初に修行した地で、腹痛薬の陀羅尼助はここが発祥です。蓮糸で一夜にして曼陀羅を織った中将姫さんもここゆかり人で、婦人薬を考案し、それがのちのバスクリン(ツムラさん)となります。

そんな薬の話題に事欠かない二上山の中腹に岩屋峠があります。ここには、葉がお化粧する方の「半夏生」が生えているのです。半夏生(薬草)と看板が掲げられています。間違いではないけど、別の生薬なんです…。これは誤解を呼ぶな~。書いた人、分かってるのか知らないのか…、とにかく紛らわしい看板、どうにかならんかなと思ってる私です。

カラコルム山脈の中でもとくに高峰が密集しているグレート・カラコルム。東のネパールヒマラヤと並ぶ世界的スケールの豪快な大山脈であり、世界第2に高峰K2(8,611m)やガッシャーブルム(8,068m)などの8,000m峰が4座、7,000峰が...
11/06/2024

カラコルム山脈の中でもとくに高峰が密集しているグレート・カラコルム。東のネパールヒマラヤと並ぶ世界的スケールの豪快な大山脈であり、世界第2に高峰K2(8,611m)やガッシャーブルム(8,068m)などの8,000m峰が4座、7,000峰が実に60座以上もある巨峰が連なる世界です。8,000m峰の数でこそ一歩譲るものの、高峰の密集度ではむしろネパールヒマラヤを凌ぎ、登山家を魅了してやまない山域です。
パキスタンのフンザまで行けば、車道脇まで迫る氷河や7,000m級の高峰群をハイキングでまじかに見られます。ラカポシ(7,788m)は車道から少し歩いただけで,5,700mもの標高差を展望でき、その迫力に圧倒されます。また、カラコルム山脈の秀峰ディラン(7,266m)は北杜夫氏著「白きたおやかな峰」で有名になった山で、アルパインツアーのツアーリーダーとして活躍した谷口けいさんも登頂されました。けいさんは登頂後に村人からディランはナンガパルパッドに次ぐKiller Mountainだと村人に聞かれたそうです。それを聞いたのが登頂後で良かったと後に語っていらっしゃいますが、本当にそうですよね!ウルタルⅡ峰は天才登山家と言われた長谷川恒夫さんが2度挑戦され、1991年秋に雪崩にあい遭難されました。
そして、シスパーレ(7,611m)は平出和也さんや中島健郎さんが登られる様子をテレビで昨年再放送されましたので、見られた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
このようにカラコルムの山々はその頂に魅了された日本人の登山家も多い山域なのです。
秋にアルパインツアーで企画されているカラコルムを訪ずれる山旅では、フンザ上部にあるドゥイカルの丘(2、850m)からのハイキングで、ラカポシ、ディラン、スパンティークをはじめ、フンザピーク、レディースフィンガー、ウルタルⅠ峰やⅡ峰を望むことができます。。
魅力あるカラコルム山脈をぜひご自身の足で歩いてみてください。
https://www.alpine-tour.com/tourinfo/details.php?keyno=4299
※この企画については福岡店(092-715-1557)までお問合せください。

皆さま、こんにちは。山旅Ramri倶楽部の河岡です。5月に入ると、スイスやフランスに思いをはせてしまいます。早朝のスイスのグリンデルワルトやツェルマット町やシャモニのきりっとした空気が好きで、早起きをして、音をたてないようにそっと着替えを済...
13/05/2024

皆さま、こんにちは。山旅Ramri倶楽部の河岡です。
5月に入ると、スイスやフランスに思いをはせてしまいます。
早朝のスイスのグリンデルワルトやツェルマット町やシャモニのきりっとした空気が好きで、早起きをして、音をたてないようにそっと着替えを済ませて、町を歩いたことを思い出します。早朝の人が少ないなか町はずれまで歩き、アイガーやマッターホルン、モンブランを眺めることは至福のひとときです。
そして、朝食を済ませてロープウエイや登山電車で山上に向かう頃には、日もさして花も太陽に向かって顔をあげ、華やかなアルプスが現れます。
カウベルが聞きながら、3大山群を代表するアイガーやマッターホルン、モンブランを巡るハイキングはアルパインツアーでも定番コースですが、何度訪れてもまったく飽きがきません。この3大山群のもつ魅力がとてつもなく大きく懐が深いからこそだと思います。
ぜひ、この夏はスイス、フランスのハイキングをお楽しみください。
https://www.alpine-tour.com/tourinfo/details.php?keyno=4193

皆さま、こんにちは。山旅Ramri倶楽部の河岡です。今日は、インドの西ガーツ山脈をご紹介いたします。西ガーツ山脈はインドの南側、インド半島と呼ばれる部分の西海岸沿いにあり、全長約1,600kmの山脈で、標高は1,000mから2,690mです...
26/04/2024

皆さま、こんにちは。山旅Ramri倶楽部の河岡です。
今日は、インドの西ガーツ山脈をご紹介いたします。
西ガーツ山脈はインドの南側、インド半島と呼ばれる部分の西海岸沿いにあり、全長約1,600kmの山脈で、標高は1,000mから2,690mです。ヒマラヤ山脈よりも古い山脈だと言われています。大陸の成り立ちを少しお話すると、インド半島は約1億8000年前にはゴンドワナ大陸の一部としてアフリカと地続きでした。その後一旦独立した島となり、やがてユーラシア大陸に衝突して現在の形になりました。そんな歴史からか西ガーツ山脈一帯は種の多様性に富み、大陸にもかかわらず固有種が多いのです。また850種類もの植物が見られ、生物の多様なスポットとして注目を浴び、2012年にはユネスコの世界自然遺産に登録されました。
そのなかでも西ガーツの中部、カース高原は標高1,200mの玄武岩の台地からなり、台地にはなだらかな草原が広がり、湿地には季節にはピンクや黄色、紫色などカラフルな植物で台地が彩られます。ツリフネソウの仲間やキキョウ科の珍しいお花に会えるチャンスもあります。
お花好きの方はぜひインドのフラワーハイキングにお出かけください。

皆さま、こんにちは。山旅Ramri倶楽部の河岡です。今日はカナダ東部、セント・ローレンス湾に浮かぶプリンス・エドワード島をご紹介したいと思います。プリンス・エドワード島は世界的名作「赤毛のアン」の舞台としても有名です。作者のルーシー・モンド...
29/03/2024

皆さま、こんにちは。山旅Ramri倶楽部の河岡です。
今日はカナダ東部、セント・ローレンス湾に浮かぶプリンス・エドワード島をご紹介したいと思います。
プリンス・エドワード島は世界的名作「赤毛のアン」の舞台としても有名です。作者のルーシー・モンド・モンゴメリは愛媛県ほどのこの小さな島で1874年に生まれました。今年はモンゴメリの生誕150周年にあたります。モンゴメリはこの島を宝石に例え、空と海はサファイア、鉄分を多く含む肥沃な赤い土地はルビー、豊かな森の緑はエメラルドだと称賛しました。実際に島を歩くと、この言葉に納得します。
好奇心旺盛で空想好きなアン・シャーリーが暮らすアヴォンリー村のモデルとなったキャベンディッシュ村には、「赤毛のアン」の舞台となった場所が多く存在します。「グリーン・ゲイブルズ」は物語の面影がそのまま再現され、「恋人の小径」や「お化けの森」などをめぐると、アンが目の前に現れてくるような思いになります。
また、海に囲まれたプリンス・エドワード島では海鮮物が美味しく、そのなかでもロブスターは有名で、とっても美味しいです!赤い肥沃な土で栽培されたジャガイモもとっても美味しいので、ついつい食べ過ぎてしまいます。島内にはワイナリーや地ビールもそろっており、グルメな旅を楽しめるのも魅力のひとつです。
ぜひぜひ今年は「赤毛のアン」の島、プリンス・エドワード島でのショートトレッキングをお楽しみください!
https://www.alpine-tour.com/tourinfo/details.php?keyno=4122

皆さま、こんにちは。山旅Ramri倶楽部の河岡です。今日はスペインのピレネー山脈をご紹介したいと思います。ピレネー山脈は地中海から大西洋まで東西にのびる約430kmの山脈です。ピレネーは花の宝庫として知られており、多種多様な植物や固有種のピ...
04/03/2024

皆さま、こんにちは。山旅Ramri倶楽部の河岡です。
今日はスペインのピレネー山脈をご紹介したいと思います。
ピレネー山脈は地中海から大西洋まで東西にのびる約430kmの山脈です。
ピレネーは花の宝庫として知られており、多種多様な植物や固有種のピレネーイワタバコやピレネーユキノシタなどの珍しいお花に出会えるチャンスがあります。ヨーロッパアルプスより南に位置するので、シーズンが5月後半からお花のシーズンが始まります。
フランスのガヴァルニーからスペインのトルラまでは、ピレネー山脈の美しさが凝縮されています。フランス側の世界遺産登録のガヴァルニー大圏谷では、高さ1,000m以上の岩壁が頂稜までそびえる“岩の円形劇場”と絶壁を流れおちる数々の大滝が雄大な自然美をご覧いただけます。また、フレンチ・ピレネー最高峰のピニュマール峰(3,298m)北壁のハイキングでは正面に迫力のある岩峰を見ながらの山旅を楽しめます。そしてシーズンにはお花畑になる草原を歩き、そそり立つ迫力ある独立峰ピック・デュ・ミディ・ドッソオ(2,884)の展望を楽しめるハイキングは花の宝庫ピレネー山脈ならではの魅力が詰まっています。次にスペインへ移動し、世界遺産にも登録されたオルデサ渓谷を歩きます。スペイン側のオルデサ渓谷は、両岸に900mもの岩壁がそそり立つ氷河に削られた雄大な渓谷の中を歩きます。荒々しい岩壁を見上げながら、新緑が美しく瑞々しいブナ林は、訪れた人を魅了してやみません。また、なんといってもピレネー山脈はスイスアルプスと比べてまだまだハイカーが少ないというのも魅力です。
そしてスペインではぜひおいしい食事とフラメンコをぜひお楽しみください!

皆さま、こんにちは。山旅Ramri倶楽部の河岡です。日ごと暖かくなり春が近いのを感じます。梅も町のいたるところで咲いており、目を楽しませてくれます。町を彩る梅の花を見ていると、ネパールのしゃくなげを思い出してしまいました。ネパールでは、3月...
20/02/2024

皆さま、こんにちは。山旅Ramri倶楽部の河岡です。
日ごと暖かくなり春が近いのを感じます。梅も町のいたるところで咲いており、目を楽しませてくれます。町を彩る梅の花を見ていると、ネパールのしゃくなげを思い出してしまいました。ネパールでは、3月中旬からゴールデンウイークにかけてアンナプルナ山域やエベレスト山域ではネパールの国花にもなっているしゃくなげが咲きだします。ネパールのしゃくなげは日本のものと違い、大木で見上げるくらいです。この大木のしゃくなげが一気に咲き誇ると、ヒマラヤの山肌を赤やピンクに染め上げるのです。しゃくなげの花の背後に聳える6,000mから8,000mの高峰は一見の価値はあります!
アンナプルナ山群を一望できるプーンヒルは比較的高山病の影響も少なく、ダウラギリ山群まで見渡すことができる好展望地として有名です。
秋から年末年始にかけての青い空と白い山々のネパールヒマラヤも魅力的ですが、お花がお好きな方はぜひ春にお出かけになることもお薦めします。

住所

大日420-3 八洲ビル2階
Yotsukaido-shi, Chiba
284-0001

営業時間

月曜日 10:00 - 17:00
火曜日 10:00 - 17:00
水曜日 10:00 - 17:00
木曜日 10:00 - 17:00
金曜日 10:00 - 17:00

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アラート

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