22/11/2024
With much anticipation, we will soon open the official calling for 2025 Kojiology Odyssey in Trucios-Turtzioz, Bizkaia.
The beautiful hosts are Amaloka Holiday Home and Natsumi Nakamori, the passionate chef and the pickle master who has been sharing Japanese gastronomy in Catalonia.
Amaloka is located in the district of Cueto, in the heart of the Armañón Natural Park. As you can see it's a refreshing surrounding to make us awaken all of our senses.
We would like to welcome you to spend peaceful and nourishing 3 days immersing yourself into the art and science of koji morphology. Marika will be communicating with koji and demonstrating a lecture everyday while we are free to stroll and embrace nature guided by Errapel in between.
Learn to live. Eat from the same pot. Observe mycelial growth by meadows, forests, streams as magnificent panoramic views of the Valley of Trucios, very close to Santander and Bilbao.
I hope this will be something you can look forward to during the winter and reflect on with a sense of renewed strength and self-belief as we part ways.
www.marikagroen.com/2025-kojiology-odyssey
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来春、北スペインバスク地方の山の上で夏美さんのお導きによってコージーオロジーの三日間を過ごします。
ホストとなってくださるのはアマロカホリデーホームのエラペル氏。夏美さんの大切なご友人です。
そのカントリーハウスはアルマニョン自然公園の中心に位置するクエトという小さな村に佇んでいて、お部屋はももちろんのこと周りを見渡すその景色は降ってわいたような奇跡のように美しく、私は行く前からふらふらと眩暈がしています。夢にさえ出てこなかった幸福が、一寸先にもう感じられる。
サンタンデールとビルバオにほど近いトルキオス渓谷の壮大なパノラマを眺めながら、草原や森、小川のそばで菌糸の成長を観察する。そこでは訪れるものそれぞれが自分と出会いなおすのです。
一昨日、ずっと大切に心の中で持ち歩いていた友からの手紙にやっと返事を書いて、色んなことを「しない」と決めた今年を振り返りました。
ひとつ前に投稿したこれまでの講座の書きなぐり黒板のようなものはいくらでも川に流して、今まで通りそれを流しそうめんのように拾いたい人は拾えばよいし、なんなら持って帰って美味しいおつゆで食べればよい。でも二千二十四がわたしにもたらしたものは、そのそうめんを一緒に川べりで打ちのばし高く干してつくりあげる豊かな時間。そこで食べたものは生きた心地がした。
2020年にすっと行方をくらましたコージオロジーは、全く違う出で立ちで私のところに戻ってきました。あ?え?3年くらい経ってた?とサングラスの下から日焼けした肌でそう言いながら、ポケットの中で何かをじゃらじゃら鳴らしていた。来年スペイン一緒に行く?と聞いたら「イイね」と言って親指と人差し指できゅんを突き付けてきたので、やめとけほんとにと思いながら夏美さんに行きますと伝えました。
講座のふりをした私たちの祭。その行間にはこれまでの慈赦継道とやっと手に入れた自由と孤独が教えてくれた強かさと健かさがつまっている。
わたしたちに力を与える時間。
それを大自然の中で祝福されながら過ごすことができるのです。