【農口尚彦研究所・杜庵】
「酒造りの神様」の異名をもつ
農口尚彦(のぐちなおひこ)氏を杜氏に迎え
70年以上に及ぶ酒造りの技術・精神を研究し
次世代へ継承することをミッションとして
石川県小松市観音下町(かながそまち)に
2017年に新設された酒蔵です。
農口尚彦杜氏は能登杜氏四天王の一人で
日本最高峰といわれる醸造家。
2024年現在で91歳という高齢ながら
年齢をまったく感じさせない活力で
現役の杜氏(酒造りの最高責任者)として
後進の蔵人たちを指揮、育成しています。
観音下の石切場の向かいにある酒蔵は、
農口杜氏が動線を考えた
理想的な酒造設備を備え、
ロゴマークは利酒に使用するお猪口の「蛇の目」に
農口の頭文字「の」を平仮名で組合せたもの。
予約制で1年を通してテイスティング体験ができ
テイスティングコースには酒蔵見学が含まれています。
建物2階はギャラリーになっていて
通路からガラス越しに
たくさんの醸造タンクが並んだ仕込み蔵や、
瓶詰め作業を行う工場などが見学できます。
通路の壁面や奥のスペースには
年表や資料を展示して農口杜氏の
酒造りの軌跡を紹介しています。
蔵見学の後は茶室をイメージして作られた
テイスティングルーム「杜庵(とうあん)」へ。
裏千家にゆかりの深い小松は、いにしえより
茶の湯の文化が受け継がれています。
四畳半のカウンター、漆喰の壁、
窓の外には四季折々の景色。
茶室をイメージした静かな空間で
日本酒とおつまみのペアリング体験を
楽しむことができます。
お酒のお供に提供される和らぎ水は
霊峰・白山の伏流水を汲み上げたもの。
日本酒の仕込み水
【九谷セラミック・ラボラトリー】
石川県小松市にある九谷焼の美と技を体感し、
石文化の可能性を探求・体感できる複合施設で
通称「セラボクタニ」と呼ばれています。
国立競技場や数々の有名建築を手がける
世界的な建築家・隈研吾さんが設計した
木をふんだんに使った平屋建ての建物も
建築ファンでなくとも一見の価値あり!
入口を入って右手は
九谷焼の磁器土を製造する製土工場と
地元作家の作品を中心に
セラボが開発したオリジナル商品などを
展示販売するギャラリーがあります。
ガラス越しに見学できる製土工場は
タイミングがよければ
花坂陶石(はなさかとうせき)を
粉砕するスタンパーと呼ばれる機械が
稼働している様子を見ることができます。
入口を入って左手は
陶芸・絵付け体験ができる工房。
何といっても「セラボクタニ」の魅力は
電動ろくろ、手びねりでの器づくり、
器に和絵の具で自由に描く絵付けなど、
本格的な九谷焼づくりが体験できること。
陶芸の体験をしたことがある人も
いわゆる「土もの」といわれる陶器で、
九谷焼のような磁器土を使って
しかも電動ろくろで作るのは初めて
という人が多いのではないでしょうか。
絵付けは用意されている器から
お皿やカップなど好きなものを選び
赤・黄・紺青・青(緑)・紫の
九谷五彩(くたにごさい)と呼ばれる
5色の釉薬で上絵付けができます。
丁寧な指導を受けながら初心者や子どもも
お椀、お皿、カップ、花瓶など、
思い思いに楽しく作品づくりができます。
※WEBフォームから事前予約を
▼九谷セラミック・ラボラトリー(セラボクタニ)
https://cerabo-kutani.com
石
【九頭竜天然鮎茶屋 さぎり屋】
九頭竜天然鮎茶屋「さぎり屋」は、永平寺町にある鮎と地元産品を提供しているお店。九頭竜川と里山風景が広がる、自然溢れるロケーションにあり、九頭竜川の清流で育まれた旨みと香りが際立つ天然の鮎が味わえます。
昔ながらの炭火焼でじっくり焼き上げた塩焼き(串焼き)は、皮はパリッと芳ばしく、身はふっくらとやわらかで、この時期の若鮎は頭から尻尾まで骨ごと丸々食べられます。他にも鮎うるか(塩辛)、鮎田楽、唐揚げ、甘露煮など、ここでしか味わえない鮎料理がバラエティ豊かに楽しめます。
豊富なメニューは単品でも注文できますが、迷ったら鮎づくしを楽しめるセットがおすすめ! ほどよいボリュームのおまかせセット、定番メニューが揃った福松セット、贅沢に鮎三昧が楽しめる五松セットから選べます。
塩焼きは昔ながらの炭火で鮎をじっくりと焼き上げるため、提供までに約30分ほどかかるので、事前に予約しておくとスムーズです。
鮎の活き造りや、九頭竜川で捕れるサクラマス、アラレガコなどの珍しい魚の料理も提供しているので、セットに追加したり、単品を組み合わせて楽しむこともできます。朝一番に手打ちした蕎麦も絶品で、「手打ちおろし蕎麦」は釣り人たちの間でも人気です。
店名の「さぎり」は、「さぎり(威縄)漁」という明治の初め頃から伝わる漁に由来。鮎シーズンの夏、9月上旬に地元の漁師たちは一斉に漁の準備に入り、川向こうから川底に鉄杭を横一列・弓型に打ち、その間に五分わら縄を5~8本張ります。川の流れで縄が震えて唸りをあげると、その音に驚いて鮎が
【越前おおのワンハンドグルメ】
雲海に浮かぶ「天空の城」で知られる「越前大野城」のふもとに広がる城下町・越前おおの。縦横に通りが伸びる碁盤目状の街には、寺院や武家屋敷、老舗の酒蔵や商店、風情ある日本家屋が立ち並び、のんびり散策したくなる趣のある雰囲気が漂っています。
そんな大野の城下町の散策がもっと楽しくなる、食べ歩き企画「越前おおのワンハンドグルメ」が登場! ワンハンド=片手で楽しめる気軽さと、四方を美しい山々に囲まれ、豊かな自然と名水に恵まれた大野の魅力がぎゅっと詰まったグルメです。
大野の特産食材である里芋、すこ(赤ずいき/里芋の茎)、舞茸、厚揚げ、梅を使った品や、大野の名水を使ったドリンクやゼリー、地酒のほか、雲海に浮かぶ越前大野城や日本一にも選ばれた大野の美しい星空をイメージしたスイーツなど、甘いお菓子から散策で小腹が空いたときに嬉しいおやつ、お酒やビールのお供にもぴったりな品がバラエティ豊かに勢揃い。
いずれも思わず写真を撮りたくなる見た目も特徴で、味よし、ビジュアルよしの逸品ばかりです。大野の風景とともに写真におさめれば、素敵な旅の思い出になりますよ! いろいろなお店を巡って、食べ歩きを楽しみませんか!?
<メニュー&提供店>
・すこスコーン(パナデリア) @panaderia0725
・は~といも舞茸コロッケ♡(ねんりん茶屋のーそん) @coco.no_son
・大野名水フルーツレモネード(フルーツのマルゲン) @marugen4475
・和の塩バナチョコ(フルーツのマルゲン)
・田舎の四姉妹(まちの駅 お清水) @mati.eki202
・お清水スイーツ(まちの駅 お清水)
・おがま
【うさる詣で縁結び】
九谷焼の玉菟・神猿と開運ロード
JR小松駅西口を背にして前方左右に鎮座する二つの神社、向かって右の「菟橋神社(うはしじんじゃ)」と、向かって左の「本折日吉神社(もとおりひよしじんじゃ)」を巡ると良縁に恵まれるという「うさる詣(うさるもうで)」をご存知ですか!?
古くから「菟橋神社」は「うさぎ(兎)」、「本折日吉神社」は「さる(猿)」と縁が深く、江戸時代から360年以上も続く小松伝統の曳山・歌舞伎で知られる「お旅まつり」は両社の春季大祭で、二つの神社の神輿が町内を巡ることから、地元を中心に両社で良縁を祈願する「うさる詣」の風習が生まれたそうです。
そこに、色鮮やかでかわいらしい兎と猿の置物を奉納する、九谷焼のまち小松ならではの新スタイルの参拝が登場! 二つの神社に次々と大小の置物が奉納され、境内が赤・白・青・黄・緑・紫色に彩られています。
地元では「おすわさん」と呼び親しまれる「菟橋神社」は、菟橋の「菟(うさぎ)」の文字と、小松城の「兎御門内」に祀られて城の守護神とされていたことから、「うさぎ」との縁が大切にされてきました。
「本折日吉神社」は、「山王(さんのう)さん」「日吉(ひよし)さん」と呼ばれ、破風付の朱色の鳥居が印象的な神社。全国に約二千ある日吉神社・日枝神社・山王神社の総本宮で、平安京の鬼門除け・災難除けの社として崇敬されてきた滋賀県大津市の日吉大社が、猿を神の使いとして崇拝してきたように、ここ「本折日吉神社」でも、御祭神の大山咋神の使いである「神猿(まさる)」が大切にされ、境内のあちこちに猿の
【うさる詣で縁結び】
九谷焼の玉菟・神猿と開運ロード
JR小松駅西口を背にして前方左右に鎮座する二つの神社、向かって右の「菟橋神社(うはしじんじゃ)」と、向かって左の「本折日吉神社(もとおりひよしじんじゃ)」を巡ると良縁に恵まれるという「うさる詣(うさるもうで)」をご存知ですか!?
古くから「菟橋神社」は「うさぎ(兎)」、「本折日吉神社」は「さる(猿)」と縁が深く、江戸時代から360年以上も続く小松伝統の曳山・歌舞伎で知られる「お旅まつり」は両社の春季大祭で、二つの神社の神輿が町内を巡ることから、地元を中心に両社で良縁を祈願する「うさる詣」の風習が生まれたそうです。
そこに、色鮮やかでかわいらしい兎と猿の置物を奉納する、九谷焼のまち小松ならではの新スタイルの参拝が登場! 二つの神社に次々と大小の置物が奉納され、境内が赤・白・青・黄・緑・紫色に彩られています。
地元では「おすわさん」と呼び親しまれる「菟橋神社」は、菟橋の「菟(うさぎ)」の文字と、小松城の「兎御門内」に祀られて城の守護神とされていたことから、「うさぎ」との縁が大切にされてきました。
「本折日吉神社」は、「山王(さんのう)さん」「日吉(ひよし)さん」と呼ばれ、破風付の朱色の鳥居が印象的な神社。全国に約二千ある日吉神社・日枝神社・山王神社の総本宮で、平安京の鬼門除け・災難除けの社として崇敬されてきた滋賀県大津市の日吉大社が、猿を神の使いとして崇拝してきたように、ここ「本折日吉神社」でも、御祭神の大山咋神の使いである「神猿(まさる)」が大切にされ、境内のあちこちに猿の
【eXcafe吉崎鳳凰閣 / 吉崎御坊 蓮如上人記念館】
「eXcafe 吉崎鳳凰閣(イクスカフェ よしざきほうおうかく)」は、「吉崎御坊 蓮如上人記念館 鳳凰閣」の建物に、京都・嵐山にある人気カフェ「eXcafe」が京都以外で初めて出店した店舗。「道の駅 蓮如の里あわら」のオープンに際し、隣接する「吉崎御坊 蓮如上人記念館」「庭園ミュージアム」と共に2023年4月にオープン。
「eXcafe 吉崎鳳凰閣」は総檜、寝殿造り風の巨大で荘厳な建物もさることながら、店内から見える景色が圧巻! 店内に足を踏み入れた瞬間、北潟湖と鹿島の森の絶景に思わず息をのんでしまいます。
北潟湖に面し横長に配された大きな窓、濃いブルーの絨毯と落ち着いたインテリア、プライベート感を大切にしながら配置されたソファー席や階段状のベンチ席など、心地よく過ごせる空間が広がります。
メニューはスイーツとドリンクが中心で、小さな七輪を使って自分でお団子を焼いて食べる看板商品「ほくほくお団子セット」をはじめ、京都の和を感じられるスイーツ、コーヒーや抹茶などが楽しめ、「吉崎坊パフェセット」「鹿島の森パフェ」「千年の恋パフェセット」など、「吉崎鳳凰閣」でしか味わえないメニューも揃います。
また、パフェに使われている抹茶アイスは、京都の宇治田原で栽培された希少な有機栽培茶葉を贅沢に用いた「eXcafe」特製のオリジナルで、濃厚なお茶の風味が絶品です。季節ごとに変わる窓の景色、豊富なスイーツメニューを楽しみに、何度でも訪れたくなるカフェです。
隣には日本で唯一の蓮如上人をテーマにした博物館「吉崎御坊 蓮如上人記念館」があり、
【いちごハウス 農楽里(のらり)】
福井県の最北端にあるあわら市は、フルーツ栽培が盛んなことから「フルーツ王国」ともいわれています。
なかでも、あわら市の北陸自動車道・金津IC付近から、坂井市の東尋坊の方面へかけて、坂井北部丘陵地を東西に横断する全長13.5kmの広域農道は通称「フルーツライン」と呼ばれ、一帯はナシ、スイカ、メロン、柿などの果物・野菜の一大産地。シーズンになると沿道に直売所が多数並びます。
フルーツラインには観光農園としてフルーツ狩りが楽しめるスポットもあり、春から初夏にかけては「いちご」が旬! あわら市山十楽にある「あわら農楽ファーム」の「いちごハウス 農楽里(のらり)」では、2〜5月にかけて、30分食べ放題の「いちご摘み体験」が楽しめます。
「農楽里」のいちごはビニールハウス内の高設ステーションで栽培され、空中にぶらさがった状態で実っているので、土に触れることなく、立った姿勢でいちご摘みができるのも嬉しいポイント。品種は濃厚な甘味が特徴の「紅ほっぺ」で、中身が詰まったしっかりした食感で食べ応えがあります。
ハウスに一歩足を踏み入れると、フレッシュな甘酸っぱい香りに包まれ、目に鮮やかないちごの赤と葉の緑が目に飛び込んできます。白いいちごの花の間を飛び交うミツバチ(マルハナバチ)の羽音が聞こえ、大粒のいちごを自分の手で摘んで口に運べば、口いっぱいにジューシーな果汁が広がる幸せ。
お店で買ういちごとは一味も、二味も違い、これぞ「五感で味わう」いちご! 自分の手で摘んで食べるとまた別格です。
摘み取り体験は午前・午後から選
【いちごハウス 農楽里(のらり)】
福井県の最北端にあるあわら市は、フルーツ栽培が盛んなことから「フルーツ王国」ともいわれています。
なかでも、あわら市の北陸自動車道・金津IC付近から、坂井市の東尋坊の方面へかけて、坂井北部丘陵地を東西に横断する全長13.5kmの広域農道は通称「フルーツライン」と呼ばれ、一帯はナシ、スイカ、メロン、柿などの果物・野菜の一大産地。シーズンになると沿道に直売所が多数並びます。
フルーツラインには観光農園としてフルーツ狩りが楽しめるスポットもあり、春から初夏にかけては「いちご」が旬! あわら市山十楽にある「あわら農楽ファーム」の「いちごハウス 農楽里(のらり)」では、2〜5月にかけて、30分食べ放題の「いちご摘み体験」が楽しめます。
「農楽里」のいちごはビニールハウス内の高設ステーションで栽培され、空中にぶらさがった状態で実っているので、土に触れることなく、立った姿勢でいちご摘みができるのも嬉しいポイント。品種は濃厚な甘味が特徴の「紅ほっぺ」で、中身が詰まったしっかりした食感で食べ応えがあります。
ハウスに一歩足を踏み入れると、フレッシュな甘酸っぱい香りに包まれ、目に鮮やかないちごの赤と葉の緑が目に飛び込んできます。白いいちごの花の間を飛び交うミツバチ(マルハナバチ)の羽音が聞こえ、大粒のいちごを自分の手で摘んで口に運べば、口いっぱいにジューシーな果汁が広がる幸せ。
お店で買ういちごとは一味も、二味も違い、これぞ「五感で味わう」いちご! 自分の手で摘んで食べるとまた別格です。
摘み取り体験は午前・午後から
【城小屋マルコ】
福井県坂井市の「丸岡城」の天守のお膝元、「お天守前公園」横に2020年にオープンした
お城ファンの寄合処「城小屋マルコ」。
「丸岡城」を訪れる観光客や全国のお城ファンが気軽に立ち寄れる場として、「丸岡城天守を国宝にする市民の会」が中心となって運営する、木造2階建ての空き家をリノベーションした複合施設です。
店内のカフェスペースには、コミックから専門書まで600冊を超えるお城に関する書籍・雑誌がずらり。「丸岡城」を間近に眺めながら、本を読みながら、オリジナルブレンド「のろしコーヒー」や特製スイーツ、手打ち蕎麦などを味わうことができます。
「のろしコーヒー」「石垣ボーロ」「内堀五角形水ようかん」など、カフェのメニューも「丸岡城」への愛が詰まっています。店主で「丸岡城天守を国宝にする市民の会」の理事でもある松江輝雄さんとの会話も楽しく、「丸岡城」の400年の歴史に想いを馳せながらお城トークが弾みます。
また、オリジナルグッズの販売や、「鎧袖ストラップづくり」「古文書講座」などのワークショップ体験、「丸岡藩主菩提寺と国神神社めぐり」「有馬家殿様のお気に入り、受法寺と久保田酒造めぐり」など6コースのプライベートツアー、お寺で宿泊する「宿坊体験」なども予約制で提供しています。
城小屋の右隣には「武者処マルコ」があり、なりきり甲冑体験もできます。私服の上に簡単に甲冑を着用することも、作務衣に着替えて本格的に着用することもでき、子ども用やペット用なども用意されています。甲冑を着用して「丸岡城」や周辺史跡を巡ることもできるので、天