21/05/2024
ボツ Wagyu(←勝手に命名)を味わう日も近い?
Is the Day Approaching to Taste Botswana's Wagyu?
ボツワナでは、放牧による100%牧草牛(グラスフェッドビーフ)の、ヘルシーで美味しい赤身の牛肉が楽しめます。
しかし、最近ボツワナが和牛を輸入したニュースが話題になっています。
その輸入先は日本ではなく、なんとオーストラリアから!
オーストラリアでも和牛の飼育が進んでいることはご存知かもしれません。
柵のない野原を自由に歩き回り、好きなように草を食べるストレスフリーなボツワナ牛は、穀物で育つグレーンフェッドビーフに比べて、かなり質の高いヘルシーな肉であることは言うまでもないかと思います。
一方で、画期的な飼育方法により育てられる和牛の肉は、青魚等が持つオメガ3脂肪酸という成分が含まれることでも知られています。
和牛の飼育方法としては、牛の食欲を促進するために、ビールを飲ませる他、定期的にマッサージを施したり、また毛並みを良くするために日本酒を振りかけるという話もあります。
そのような丹念な作業によって牛のストレスも低く抑えられ、やわらかいお肉を作る要素となっているのだとか。
放牧こそが飼育方法だと信じられているボツワナ畜産業の常識を覆す驚きの手法の数々ですね。
自分が牛ならどちらの生活がいいだろう。。
今回、オーストラリアから送られた和牛は92頭で、4頭の種牛と8頭の若いメス牛が含まれているそうです。
まずは、ボツワナの南にある、ラマタバマ村の人工授精研究所で様々な試みが行われる予定で、近い将来、ボツワナビーフと和牛のかけあわせ牛にお目にかかれる日が来るのかなあ。
それでも、ボツワナの牧草100%牛も、食べ応えがあって十分美味しいですけどね。
In Botswana, you can savor the delicious taste of 100% grass-fed beef from freely roaming cattle.
But recently, the country shook things up by importing Wagyu cattle from Australia instead of Japan.
This move is shaking up traditional cattle farming practices in Botswana.
Wagyu beef, famous for its outstanding quality, benefits from unique farming methods like feeding the cattle beer, giving regular massages, and using sake treatments.
These techniques reduce stress and improve the meat's tenderness.
On the other hand, Botswana's grass-fed cattle thrive on a natural diet, resulting in leaner and healthier meat.
The first group of 92 Wagyu cattle, including 4 bulls and 8 heifers, has arrived in Botswana and will be involved in breeding experiments at the National Artificial Insemination Laboratory in Ramatlabama.
This exciting development may lead to new, top-quality crossbreeds.
Despite these changes, Botswana’s 100% grass-fed beef remains a flavorful and satisfying option for meat enthusiasts.
Stay tuned for more updates as this culinary and agricultural journey unfolds!
#和牛
#ボツワナ